犬の気持ちがわかる行動・しぐさ一覧!しっぽ・寝方・鳴き声の意味
しっぽを振っているのに唸る。仰向けで寝ている。じっと見上げてくる。犬は言葉を話せないぶん、体のいろいろな場所を使って気持ちを伝えています。この記事では、犬のしぐさ・寝方・鳴き声の意味を一覧にまとめました。
- 犬の気持ちは、しっぽ・耳・目・口・姿勢をまとめて見ると読み取りやすい
- しっぽを振っていても、喜んでいるとは限らない
- いつもと違う行動が続くときは、ストレスや体調不良のサインのことがある
このページでわかること
犬の気持ちは体全体で読む
犬の気持ちを知るときは、しっぽだけ、顔だけを見るのではなく、体全体をセットで見るのが基本です。
| 見る場所 | リラックス・うれしい | 緊張・不安・警戒 |
|---|---|---|
| しっぽ | ゆったり大きく振る | 高く上げて硬い。足の間に巻き込む |
| 耳 | 自然な位置 | ピンと前に向ける。後ろにぺたんと伏せる |
| 目 | やわらかく細める | 白目が見える。じっと見つめて動かない |
| 口 | 軽く開いている | 固く閉じる。歯を見せる |
| 姿勢 | 体の力が抜けている | 体を低くする。重心が前に寄る |
しっぽを振っている=喜んでいる、とは限りません。耳が伏せて体が固まっているなら、緊張している可能性があります。
しっぽでわかる犬の気持ち
しっぽは、犬の気持ちがいちばん出やすい場所です。振る速さ・高さ・向きで意味が変わります。
- 大きくゆったり振る うれしい、親しみを感じている
- 小刻みに速く振る 興奮している(うれしいときも、緊張しているときもある)
- 高く上げてゆっくり振る 相手を警戒している、自信を見せている
- 下げて足の間に巻き込む 怖い、不安
右寄りに振るときは安心、左寄りに振るときは緊張と関係がある、という研究もあります。
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へそ天(仰向けで寝る)
お腹は犬の急所です。それを見せて寝るのは、その場所を安全だと感じているサインです。ただし暑い日は、毛の少ないお腹を出して体を冷やしていることもあります。
関連記事犬がへそ天で寝るのはなぜ?安心・甘え・暑さの気持ちの見分け方足元で寝る
飼い主のそばにいたい気持ちと、何かあればすぐ動ける位置にいたい気持ちの両方があると言われています。
一緒に寝る人を選ぶ
犬は、安心できる人や世話をしてくれる人を選んで一緒に寝る傾向があります。寝床が快適かどうかも関係します。
関連記事犬は一緒に寝る人を選ぶ?選ばれる人の特徴と寝る位置の意味ずっと寝ている
成犬は1日12〜15時間、子犬やシニア犬は18時間以上寝ることも珍しくありません。ただし、食欲がない、呼んでも反応が鈍いといった様子があれば、体調不良を疑いましょう。
関連記事犬がずっと寝てるのは大丈夫?よく寝る理由と病気を疑うサイン顔・口のしぐさの意味
- 上目遣い 甘えたい、許してほしい
- 首をかしげる 音や言葉をよく聞こうとしている
- あくび 眠いだけでなく、緊張をほぐそうとしているときにも出る
- 顔や手をなめる 愛情表現、あいさつ、かまってほしい
- 口元をなめる(キス) 子犬が母犬に甘えるしぐさのなごり
- 顔をうずめる 安心したい、甘えたい
鳴き声・吠え方の意味
| 鳴き方 | 主な気持ち |
|---|---|
| 高い声で短く吠える | 遊ぼう、うれしい |
| 低い声で続けて吠える | 警戒。知らない人や音への反応 |
| 唸る | これ以上近づかないで、という警告 |
| 鼻を鳴らす(クーン) | 甘えたい、さみしい、何かしてほしい |
| 遠吠え | 仲間を呼ぶ。サイレンなどの高い音への反応 |
| 夜泣き | さみしい、環境に慣れていない。シニア犬では認知症のことも |
飼い主が好き・信頼しているサイン
- 帰宅すると、しっぽを振って出迎える
- お腹を見せて寝る。体をくっつけてくる
- 目が合うと、やわらかく見つめ返す
- 家の中で後をついてくる
- 伸びをしながら近づいてくる(あいさつのしぐさ)
- 飼い主の匂いがする場所で寝たがる
ストレス・不安のサイン
次のような行動が急に増えたら、ストレスや不安を感じているかもしれません。
- 自分のしっぽを追いかけて、くるくる回る
- 足や手をしつこくかむ、なめる
- 床をずっとなめる
- 落ち着きなく歩き回る。ハアハアと口で息をする
- トイレの失敗が増える
運動不足や長い留守番、環境の変化が原因のことが多いです。皮膚病や痛みが隠れていることもあるので、続くときは動物病院で相談しましょう。
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- 視界 見える範囲は約250度と人より広い。細かいものを見分けるのは苦手で、色は青と黄色を中心に見ている
- 聴覚 人には聞こえない高い音まで聞こえる
- 味覚 味を感じる細胞は人の5分の1ほど。味より匂いで食べものを選ぶ
- 記憶力 直前のできごとは忘れやすいが、匂いや感情と結びついた記憶は長く残る
愛犬の気持ちを知るために
犬の気持ちは、しっぽ・耳・目・姿勢・鳴き声をまとめて見ると読み取りやすくなります。いつもと違う行動が続くときは、ストレスや体調の変化のサインかもしれません。毎日の様子をよく見て、愛犬の言葉をわかってあげましょう。
よくある質問
しっぽを振りながら唸るのはなぜ?
興奮と警戒が同時に起きている状態です。手を出さず、少し距離をとって落ち着くのを待ちましょう。
目を合わせると、そらされるのは嫌われている?
犬の世界では、じっと見つめるのはケンカを売るサインです。目をそらすのは争う気はないという意味で、嫌っているわけではありません。
犬は飼い主の気持ちがわかる?
表情や声の調子から、人の気持ちをある程度読み取っていると考えられています。飼い主が落ち込んでいると、そばに寄ってくる犬も多いです。
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