犬の気持ち・行動の意味
犬がくるくる回るのはなぜ?うれしい・トイレ・病気の見分け方
その場でくるくる回る愛犬は、とてもかわいらしいものです。多くは心配いらない行動ですが、なかには病気のサインのこともあります。この記事では、犬がくるくる回る理由と、病気を疑う回り方、落ち着かせ方をまとめました。
- うれしい、トイレの場所探し、寝床づくりで回るのは自然な行動
- 長く続く、しっぽをかむときは、退屈やストレスのことが多い
- 同じ方向にばかり回る、ふらつく、目が揺れるときは早めに動物病院へ
犬がくるくる回る主な理由
| 場面 | 主な理由 | 心配度 |
|---|---|---|
| ごはん前・帰宅時 | うれしくて興奮している | 心配いらない |
| においをかぎながら | トイレの場所を探している | 心配いらない |
| 寝床の上で | 寝やすい形を整えている | 心配いらない |
| しっぽを追いかけて | 遊び。退屈やストレスのことも | 続くなら注意 |
| 同じ方向にゆっくり | 耳や脳の病気、認知症 | 受診を考える |
うれしくて興奮している
ごはんの前や散歩の前、飼い主が帰ってきたときに回るのは、うれしい気持ちがあふれているからです。しばらくすると落ち着くなら心配いりません。
関連記事犬が興奮するのはなぜ?理由別の落ち着かせ方と興奮しやすい場面トイレや寝る場所を探している
トイレの前に地面のにおいをかぎながら回るのは、安心して用を足せる場所と向きを探しているためと考えられています。
寝る前に寝床で回るのは、祖先が草を踏みならして寝床を作っていたなごりといわれます。どちらも自然な行動なので、そっと見守りましょう。
退屈やストレスで回っている
自分のしっぽを追いかけるのは、子犬ならよくある遊びです。でも、成犬になってもやめられない、しっぽをかんで傷つけるときは、運動不足や留守番のさみしさ、ストレスが関係していることがあります。
- 散歩の時間を少し増やし、においかぎを十分させる
- 知育おもちゃなどで頭を使う遊びを取り入れる
- 回り始めたら、おすわりなど別の行動に誘ってほめる
病気でくるくる回るときの見分け方
注意したいのは、同じ方向にばかり回る、まっすぐ歩けないといった回り方です。
- 耳の病気(前庭疾患・中耳炎など) 首がかたむく、目が左右に揺れる、ふらつく
- 脳の病気 けいれん、ぼんやりする、吐くなどがあわせて出る
- 認知症 シニア犬が円を描くように歩き続ける。夜鳴きや昼夜逆転も
- おしっこの異常 トイレの姿勢で回るのに出ない
すぐ動物病院に行きたいサイン
関連記事犬の体調不良のサイン一覧!様子見でいい症状とすぐ病院に行く症状- 急に同じ方向に回り続ける、まっすぐ歩けない
- 首がかたむいている、目が細かく揺れている
- けいれんや嘔吐がある
- トイレの姿勢をとるのに、おしっこが出ない
くるくる回っているときの接し方
やってはいけないこと
- 大きな声で叱る
- 回っている最中にいきなり抱き上げる
- 回っているときにおやつをあげる
叱られると不安が増して、かえって回る行動が強くなることがあります。うれしくて回るときは、落ち着いてからごはんやおやつをあげると、落ち着けばいいことがあると覚えていきます。
よくある質問
寝る前に何回も回るのは大丈夫?
寝床を整える自然な行動です。関節が痛そうな様子がなければ心配いりません。
しっぽを追いかけるのをやめさせたほうがいい?
短い時間の遊びなら問題ありません。長く続く、傷ができるときは原因を探しましょう。
シニア犬が同じところを回り続けるのは?
認知症や耳・脳の病気のことがあります。動物病院で相談しましょう。
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