犬と暮らす人の情報ノート
健康管理・予防・保険

シニア犬は何歳から?大きさ別の年齢の目安と年をとったサイン、変えること

11月3日更新約7分で読めます

このページには広告(PR)を含みます

このテーマのまとめ健康管理・予防・保険

毎日いっしょにいると、愛犬が年をとったことにはなかなか気づきにくいですよね。でも、ふと見ると口のまわりが白くなっていたり、散歩で歩くのがゆっくりになっていたりします。シニア犬と呼ばれるのは、いったい何歳からなのでしょうか。この記事では、大きさ別のシニア期の目安と年をとったサイン、シニア期に入ったら見直したいことをまとめました。

先に結論
  • シニア期は小型犬・中型犬で7歳ごろ、大型犬で5〜6歳ごろからが一般的な目安
  • 年齢よりも、寝る時間・歩き方・目や耳の変化などのサインで見るのが大切
  • 急に食べない・急にやせたなど、短いあいだの変化は年のせいにせず動物病院へ
すぐ動物病院へ
  • ぐったりして立てない、呼吸が苦しそう
  • 急に歩けなくなった、ふらついて倒れる
  • けいれんが起きた
今日か明日に受診
  • シニア犬が1日ごはんを食べない、吐くのが続く
  • 体をさわると痛がる、しこりが急に大きくなった
家で様子を見てよいことが多い
  • 寝る時間が少しずつ長くなった
  • 口のまわりや顔の毛が白くなってきた
  • 散歩の歩き方がゆっくりになったが、元気と食欲はある
目次
  1. シニア犬は何歳から?大きさ別の目安
  2. 大型犬ほど早くシニアになるのはなぜ?
  3. 年をとったサインは?見た目と行動の変化
  4. 年のせいにしてはいけない変化
  5. シニア期に入ったら見直したいこと
  6. ハイシニアになったらどう過ごす?
  7. シニア期のサインを知って、愛犬との時間を大切に

シニア犬は何歳から?大きさ別の目安

犬がシニア期に入る年齢は、体の大きさで変わります。小型犬・中型犬は7歳ごろ、大型犬は5〜6歳ごろからがよく使われる目安です。さらに年をとった時期を、ハイシニア(高齢の中でも上の年代)と呼びます。

水を飲む量の急な増え方や夜の歩き回りなど、数日のうちに受診したい変化は「年のせいにしてはいけない変化」の節にまとめています。

大きさ(成犬の体重)犬種の例シニア期の目安ハイシニアの目安
小型犬(10kg未満)トイプードル・チワワ・ダックスフンド7〜8歳ごろ11〜12歳ごろ
中型犬(10〜25kg)柴犬・コーギー・ビーグル7歳ごろ10〜11歳ごろ
大型犬(25kg以上)ゴールデン・ラブラドール5〜6歳ごろ8〜9歳ごろ

これは一般的な目安で、同じ犬種でも個体差は大きいです。10歳を過ぎても若い頃とあまり変わらない子もいれば、7歳前から足腰が弱ってくる子もいます。かかりつけの獣医師にも「うちの子はもうシニアですか」と聞いてみましょう。

人の年齢に置きかえると、小型犬の7歳はおよそ40代半ばです。くわしい換算の表は次の記事にまとめています。

関連記事犬の年齢を人間に換算すると何歳?大きさ別の早見表と計算のしかた

大型犬ほど早くシニアになるのはなぜ?

大型犬は子犬のころに体がとても速く大きくなります。そのぶん体にかかる負担が大きく、年をとるのも早いと考えられています。

体が重いので、関節や心臓への負担も若いうちから積み重なります。寿命も小型犬より短い傾向があるため、大型犬は5歳を過ぎたら「そろそろシニア」と思って体の様子を見てあげましょう。

年をとったサインは?見た目と行動の変化

シニア期に入ったかどうかは、年齢の数字よりも体と行動の変化で見るのが大切です。次のような変化が少しずつ増えてきたら、シニア期のサインです。

見た目の変化

行動の変化

たとえば、前は玄関のチャイムですぐ吠えていた子が反応しなくなったら、耳が遠くなってきたのかもしれません。後ろから急にさわると驚くことがあるので、声をかけてからさわってあげましょう。

年のせいにしてはいけない変化

年をとったサインは、何か月から何年もかけて少しずつ出てきます。反対に、数日から1〜2週間で急に変わったときは、年のせいではなく病気のことがあります。

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • (今すぐ)ぐったりして立てない、呼吸が速く苦しそう
  • (今すぐ)急に歩けなくなった、けいれんが起きた
  • (今日か明日に)シニア犬が1日ごはんを食べない、吐くのが続く
  • (今日か明日に)体をさわると痛がる、しこりが急に大きくなった
  • (数日のうちに)水を飲む量やおしっこの回数が急に増えた
  • (数日のうちに)1か月で体重の5%以上が減った(5kgの犬なら250g以上)
  • (数日のうちに)夜に落ち着かず歩き回る、同じ所をぐるぐる回る

「もう年だから」と様子を見ているうちに、治療できる時期を過ぎてしまうことがあります。迷ったら、動画やメモを持って動物病院で相談しましょう。

シニア期に入ったら見直したいこと

シニア期に入っても、すぐに何かを大きく変える必要はありません。元気なうちから、少しずつ暮らしを合わせていきましょう。

  1. 健康診断を年2回に7歳を過ぎたら(大型犬は5歳を過ぎたら)年2回が目安です。血液検査などで、見た目ではわからない病気を早く見つけられます
  2. ごはんを体に合わせる太ってきた・食べにくそうなど変化があれば、シニア向けのフードやふやかしを考えます。変化がなければ急がなくて大丈夫です
  3. 散歩は短く回数を分ける長い散歩がきつそうなら、1回の時間を短くして回数を増やします。平らな道を選びましょう
  4. 住まいの段差と床を見直すすべる床にはマットを敷き、ソファや段差にはスロープを置きます
  5. 毎日さわって確かめるなでながら、しこり・痛がる所・やせた所がないかを見ます
関連記事犬の健康診断は何歳から?検査の内容と費用、受ける頻度の目安関連記事シニア犬のドッグフードは何歳から?成犬用との違いと選び方、量の目安

ハイシニアになったらどう過ごす?

小型犬で11〜12歳を過ぎるころから、ハイシニアと呼ばれる時期に入ります。寝ている時間がさらに長くなり、トイレの失敗や足腰のふらつきが出てくる子もいます。

できないことが増えても、叱らないであげてください。わざと失敗しているわけではありません。トイレの場所を増やす、歩くのを支えるハーネスを使うなど、できない所を手伝う形に変えていきましょう。

食べる量が減ってきたら、フードをぬるま湯でやわらかくする(ふやかす)、器を台にのせて首を下げずに食べられるようにする、1日の量を3〜4回に分けるなどを試しましょう。健康診断は年2回を続け、気になる変化があれば次の健診を待たずに相談します。

遊びは、においをかぐ宝探しや、ゆっくり歩く短い散歩がおすすめです。外の空気やにおいは、歩けなくなってもカートや抱っこで楽しめます。

関連記事老犬の介護は何から始める?食事・トイレ・歩行・寝たきりのケア

シニア期のサインを知って、愛犬との時間を大切に

シニア期は、病気のことばかり心配する時期ではありません。若いころより落ち着いて、飼い主さんのそばでのんびり過ごす時間が増える、穏やかな時期でもあります。

年齢の目安とサインを知っておけば、小さな変化にも気づいてあげられます。毎日なでる時間を、体のチェックの時間にもしてあげましょう。

関連記事イヌスタグラム

よくある質問

トイプードルは何歳からシニア犬ですか?

小型犬なので7〜8歳ごろからが目安です。寿命が長い犬種なので、ハイシニアは11〜12歳ごろからと考えましょう。

柴犬は何歳からシニア犬ですか?

中型犬として7歳ごろからが目安です。小さめの子でも大きめの子でも、7歳を過ぎたら体の変化に気をつけてあげましょう。

シニアになったらすぐにシニア用のフードに変えるべき?

元気で体重が変わらなければ、急いで変えなくて大丈夫です。太ってきた・食べにくそうなど変化が出たら、獣医師と相談して見直しましょう。

シニア犬の遊び方は?

においをかぐ遊びや、短い時間の引っ張りっこなど、体に負担の少ない遊びがおすすめです。疲れた様子が見えたら早めに切り上げましょう。

PR

シニア犬の毎日のケアに

PR

毎日一緒 DHA&EPA毎日一緒 DHA&EPAシニア犬

シニア犬の毎日の健康づくりに使える、国産の犬用サプリメントです。

  • シニア犬向け
  • 国産
公式サイトを見る

PR

毎日散歩 グルコサミン毎日散歩 グルコサミン足腰シニア犬

足腰が気になってきた犬向けの、国産の犬用サプリメントです。

  • グルコサミン配合
  • 国産
公式サイトを見る

あわせて読みたい

ほかのテーマを読む