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食事・ドッグフード

シニア犬のドッグフードは何歳から?成犬用との違いと選び方、量の目安

11月3日更新約8分で読めます

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このテーマのまとめ食事・ドッグフード

愛犬が7歳を過ぎて、白い毛が増えたり、寝ている時間が長くなったりしていませんか。そろそろシニア用のごはんに変えたほうがいいのか、迷う飼い主さんは多いですよね。この記事では、シニア犬のドッグフードが成犬用とどう違うのか、何歳から切り替えるか、選び方と量の目安をまとめました。食べなくなったときに病院へ行く目安もわかります。

先に結論
  • 切り替えの目安は、小型犬・中型犬で7歳前後、大型犬で5〜6歳前後。ただし体型や動き方に変化がなければ急がなくてよい
  • シニア用はカロリーと脂質が控えめで、粒が小さく食べやすい。タンパク質は減らしすぎないものを選ぶ
  • 急に食べなくなった、体重が減ってきたときは、フードを変える前に動物病院へ
すぐ動物病院へ
  • 丸1日なにも食べず、水も飲まない
  • 食べないうえに、吐く・下痢・ぐったりしている
  • ごはんでむせたあと、せきが続く・息が苦しそう
今日か明日に受診
  • 飲みこむときにむせる、口を痛がる
  • 食べる量が半分以下に減ったまま1日たつ
  • 1か月で体重が5%以上減った(5kgの犬なら250g)
  • 水を飲む量やおしっこが急に増えた
家で様子を見てよいことが多い
  • 元気はあり、食べるのに少し時間がかかるだけ
  • 体重が変わらず、うんちもいつもどおり
目次
  1. シニア犬のドッグフードは成犬用と何が違う?
  2. シニア犬用のドッグフードは何歳から?
  3. シニア犬のドッグフードの選び方
  4. シニア犬のごはんの量と回数
  5. シニア犬が食べやすくなる工夫
  6. シニア犬がドッグフードを食べないときは要注意
  7. シニア用ドッグフードへの切り替え方
  8. 年齢に合ったごはんで、シニア期をおいしく元気に

シニア犬のドッグフードは成犬用と何が違う?

シニア犬のドッグフードは、年をとって変わる体に合わせて、カロリーや脂質、粒の大きさを調整したごはんです。年をとると運動量が減り、同じ量を食べていても太りやすくなります。一方で、筋肉は落ちやすくなるため、体をつくるタンパク質は必要です。

くらべる所成犬用シニア用の多くの例
カロリー活動量に合わせた量やや控えめ
脂質ふつう控えめ(太りにくくする)
タンパク質ふつう減らしすぎず、消化しやすい原料を使う
ミネラル(リン・塩分)ふつう控えめのものが多い
粒ふつうの大きさ・かたさ小さめ、やわらかめ、ふやかしやすい
そのほかとくになし関節などに配慮した成分を足したものもある(合うかどうかは犬による)

中身は商品によってかなり違います。「シニア用」と書いてあれば同じ、というわけではないので、袋の成分表と1日の量の表示を見くらべましょう。

関連記事犬のごはんの基本!ドッグフードの選び方と量、食べてはいけないもの

シニア犬用のドッグフードは何歳から?

体の大きい犬ほど年をとるのが早いため、切り替える年齢も早めになります。一般的な目安は次のとおりです。

体の大きさ成犬の体重の目安シニア用を考え始める年齢
小型犬10kg未満7歳前後
中型犬10〜25kg7歳前後
大型犬25kg以上5〜6歳前後

ただし、これは一般的な目安です。袋の表示と獣医師の話も合わせて決めましょう。9歳でも若い犬と同じように走り回る子もいれば、6歳で太りやすくなる子もいます。

こうした変化が2つ3つ重なってきたら、切り替えを考えるタイミングです。年1回の健康診断のときに、ごはんの相談もしておくと安心です。

シニア犬のドッグフードの選び方

総合栄養食であること

毎日の主食にするなら、水と一緒にそれだけで栄養がとれる「総合栄養食」と書かれたものを選びます。おやつ用やトッピング用の「一般食」は主食になりません。

タンパク質を減らしすぎていないこと

年をとると筋肉が落ちやすくなります。カロリーを抑えても、肉や魚などのタンパク質はしっかり入っているものを選びましょう。腎臓の数値が気になると言われている犬は、自己判断で選ばず、獣医師にどのくらい控えるかを聞いてください。

今の体型に合っていること

太り気味の犬にはカロリーが控えめなもの、やせてきた犬には少量でカロリーがとれるものが合います。シニア犬だから必ず低カロリー、とは限りません。

粒の大きさとかたさが合っていること

歯が弱ってきた犬や小型犬には、小粒でふやかしやすいものが食べやすいです。ドライフードを食べにくそうなら、ウェットフードを混ぜる方法もあります。

選ぶときの注意
  • 持病があって療法食を食べている犬は、シニア用に変えない
  • サプリや成分の「効果」をうのみにしない
  • 一度にいくつも変えず、1種類ずつ試す

シニア犬のごはんの量と回数

量は、まず袋に書いてある体重ごとの量から始めます。そのうえで、体重と体型を見ながら少しずつ調整しましょう。

回数を増やすときは、1日の合計の量は変えずに分けるのがポイントです。

関連記事ドッグフードの量はどのくらい?体重別の目安と年齢で変わる与え方

シニア犬が食べやすくなる工夫

年をとると、においや味を感じにくくなったり、首を下げて食べる姿勢がつらくなったりします。ごはんの中身だけでなく、食べ方も見直してあげましょう。

ふやかす

手でさわってぬるいくらいのお湯をかけて10〜15分おく。においが立って食欲がわきやすい。ふやかしたものは傷みやすいので、30分ほどで下げる

器の高さ

台にのせて、立ったときの胸くらいの高さにすると、首と足腰の負担が減る

すべらない床

器の下にマットを敷くと、踏んばりやすく食べるのに集中できる

温める

ウェットフードは人肌くらいに温めると、においで食べ始めることが多い

飲みこむ力が弱ってきた犬は、粒を砕く、ペースト状にするなどして、少しずつ食べさせてあげましょう。むせるようなら無理に続けず、病院で相談してください。

シニア犬がドッグフードを食べないときは要注意

シニア犬は、においを感じにくくなる、歯が痛いなどの理由で食べる量が落ちることがあります。元気があって体重が変わらないなら、上の工夫で様子を見てかまいません。

一方で、食欲が落ちるのは病気のサインのこともあります。シニア犬は体力の余裕が少ないので、成犬より早めに動きます。12歳を超えた犬や持病のある犬は、半日ほとんど食べないだけでも、かかりつけに電話で相談してかまいません。

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • (今すぐ)丸1日なにも食べず、水も飲まない
  • (今すぐ)食べないうえに、吐く・下痢・ぐったりしている
  • (今すぐ)ごはんでむせたあと、せきが続く・息が苦しそう
  • (今日か明日に)飲みこむときにむせる、口を痛がる、よだれが増えた
  • (今日か明日に)食べる量が半分以下に減ったまま1日たつ、1か月で体重が5%以上減った
  • (今日か明日に)水を飲む量やおしっこの量が急に増えた

いつもと違うと感じたら、フードを次々に変える前に診てもらいましょう。食べない原因が口の中や内臓にあれば、フードを変えても食べないままです。

関連記事犬がドッグフードを食べないのはなぜ?おやつは食べる理由と見直す順番

シニア用ドッグフードへの切り替え方

ごはんを急に変えると、お腹をこわしたり食べなくなったりします。シニア犬は胃腸がゆらぎやすいので、成犬のときよりゆっくり進めましょう。

  1. 1〜3日目今のフード9割に、新しいフードを1割混ぜる
  2. 4〜6日目新しいフードを3割ほどに増やす
  3. 7〜10日目半分ずつにして、うんちの様子を見る
  4. 11〜14日目新しいフードを7割、9割と増やし、全部入れかえる

これは対応の一例です。途中でうんちがゆるくなったら、1つ前の割合に戻して2〜3日待ちます。下痢が2日以上続くときは、病院で相談しましょう。

関連記事ドッグフードの切り替え方!何日かける?混ぜる割合と下痢になったときの対処

年齢に合ったごはんで、シニア期をおいしく元気に

シニア用のドッグフードは、年齢だけで選ぶものではありません。体重を2週間ごとにメモし、食べる早さとうんちの様子もあわせて見ていくと、ごはんを変えるタイミングがわかります。次の健康診断では、そのメモを持っていくと相談がスムーズです。食べることは、年をとってからの大きな楽しみ。少しの工夫で、毎日のごはんの時間をうれしいものにしてあげてください。

関連記事イヌスタグラム

よくある質問

シニア犬にずっと成犬用のフードをあげてもいい?

体型が保てていて、元気で体重が変わらないなら、すぐに変えなくてもかまいません。太ってきた、食べにくそうなど変化が出てきたら切り替えを考えましょう。

シニア犬にはドライとウェットのどちらがいい?

どちらでも総合栄養食なら主食になります。噛む力が弱い犬や、水をあまり飲まない犬は、ウェットを混ぜるかドライをふやかすと食べやすくなります。

ハイシニア(12歳以上くらい)用に変えたほうがいい?

体重が減ってきた、食べる量が落ちたという犬は、少量でカロリーがとれるハイシニア用を考えてよい時期です。体重も食欲も変わらないなら、今のままでかまいません。持病がある犬は獣医師と相談してください。

シニア犬にも子犬用のフードをあげていい?

食が細くやせてきた犬に、獣医師がすすめることはあります。ただカロリーが高いため、自己判断で続けると太りやすいので、相談してからにしましょう。

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