犬の肉球ケアのやり方!乾燥やひび割れを防ぐ保湿と足裏の手入れ
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このテーマのまとめお手入れ愛犬の肉球をさわったとき、ガサガサしていて驚いたことはありませんか。ぷにぷにの肉球は、毎日地面にふれているぶん、乾燥や小さな傷ができやすい場所です。この記事では、家でできる肉球ケアのやり方と頻度、保湿剤の選び方、病院に行きたい肉球の変化をまとめました。読み終えたら、今日の散歩のあとから始められます。
- 肉球ケアは「拭く・塗る・切る」の3つ。散歩のあとに汚れを落として乾かすのが毎日の基本
- 赤みや出血がなく、ガサガサやひび割れだけなら、なめても安全な犬用の保湿剤を少しだけ塗る
- 出血、腫れ、足をつかないなどの変化は、家のケアではなく動物病院へ
- (今すぐ)清潔なガーゼで5分ほど押さえても血が止まらない、深い傷やガラス片などが刺さっている
- (今すぐ)足を床につけない、さわると強く痛がる
- (その日のうちに)肉球や指の間が赤く腫れている、膿や強いにおいがある
- (その日のうちに)同じ足ばかりしきりになめる、かむ
- (数日のうちに)しこりができた、肉球が急に厚く盛り上がった、色が急に変わった(シニア犬は特に)
目次
犬の肉球ケアはなぜ必要?
肉球は、犬にとって靴の底のような場所です。歩くときの衝撃をやわらげ、滑り止めになり、地面の熱さや冷たさを感じとる役目があります。
丈夫そうに見えますが、乾燥するとかたくなり、ひびが入ることがあります。ひびから細菌が入ると、腫れや痛みの原因になります。特に、シニア犬や室内で過ごす時間が長い犬、冬に暖房の効いた部屋にいる犬は乾きやすい傾向があります。
肉球がかたくなると、フローリングで滑りやすくもなります。足腰の負担を減らすためにも、肉球をやわらかく保ってあげましょう。
ケアが必要な肉球のサイン
まずは、愛犬の肉球をやさしくさわってみましょう。いつもの状態を知っておくと、変化に気づきやすくなります。
- 表面がガサガサ、カサカサしている
- 白っぽく粉をふいたようになっている
- 細かいひびや、皮のめくれがある
- 肉球の間の毛が伸びて、肉球をおおっている
- フローリングで足がすべる、踏ん張れていない
1つでも当てはまれば、ケアを始めてよいサインです。赤みや腫れ、出血があるときは、家で塗る前に動物病院で診てもらいましょう。
子犬の肉球はやわらかいので、多くの場合は保湿はまだいりません。拭いて乾かすことと、足先をさわられる練習から始めましょう。
毎日の肉球ケアのやり方
肉球ケアは、散歩から帰ったときに続けて行うと習慣にしやすくなります。
- 汚れを落とすぬるま湯でしぼったタオルか、ペット用のウェットシートで肉球と指の間を拭きます。泥が多い日は、ぬるま湯で足先だけ洗います。
- しっかり乾かす乾いたタオルで指の間まで水けをとります。ぬれたままだと蒸れて、においや皮膚炎の原因になります。
- 肉球を見る拭きながら、傷・ひび・小石やトゲがはさまっていないかを確かめます。
- 必要なら保湿するガサガサしているときだけ、保湿剤を米つぶ1つぶほど指にとり、1本の足の肉球全体に薄くなじませます。
| ケア | 頻度の目安 |
|---|---|
| 汚れを拭く・乾かす | 散歩のたび |
| 肉球の見た目をチェック | 散歩のたび |
| 保湿 | 乾燥しているときに1日1〜2回。しっとりしてきたら回数を減らす |
| 足裏の毛を切る | 毛が伸び続ける犬種は月に1〜2回。柴犬など短毛の犬はほとんどいらない |
頻度は一般的な目安です。肉球の状態を見ながら、愛犬に合わせて調整しましょう。
- 足先をさわられるのが苦手な犬は、まず1本の足だけ・数秒だけにする
- さわらせてくれたら、すぐにほめておやつをあげる
- 嫌がって暴れるときは無理に続けず、その日は終わりにする
保湿剤の選び方とワセリンは使えるか
犬は肉球をなめるので、保湿剤はなめても安全な犬用のものを選ぶのが基本です。クリーム、バーム(かためのクリーム)、スプレーなどがあります。
| 種類 | 向いている使い方 |
|---|---|
| バーム | 乾燥やひび割れが気になるとき。少量でしっかり保湿できる |
| クリーム | 毎日のケアに。のびがよく塗りやすい |
| スプレー | さわられるのが苦手な犬に。手早くすませたいとき |
ワセリンや人用のクリームは?
白色ワセリンを保湿に使う飼い主さんもいます。使うなら、かかりつけの獣医師に確かめてから、ごく少量にしましょう。塗りすぎると床で滑りやすくなり、ベタつきに汚れもつきます。
人用のハンドクリームやボディクリームは、香料など犬に向かない成分が入っていることがあるので使わないでください。
- 塗ってすぐフローリングを歩かせる(滑りやすい)
- べったり厚く塗る
- 傷や出血のある所に自己判断で塗る
塗ったあとは、なじむまで1〜2分ほど足先をやさしく包むか、おやつで気をそらしてなめないようにしてあげましょう。
足裏の毛の切り方
肉球の間から伸びた毛は、床で滑る原因になります。汚れや雪玉もつきやすくなるので、肉球からはみ出した分を切っておきましょう。
- 道具をそろえる先の丸いハサミか、足裏用の小さいバリカンを使います。先のとがったハサミは、動いたときにけがをしやすいので避けます。
- はみ出た毛だけ切る肉球の面にそって、はみ出た毛だけを切ります。肉球の間の奥まで深く切らないようにします。
- 少しずつ進める一度に4本ぜんぶ切らなくて大丈夫です。今日は前足だけ、のように分けてかまいません。
動きが大きい犬や、毛が密な犬種は、トリミングサロンや動物病院にまかせるのも安心な方法です。爪が伸びていると肉球に負担がかかるので、爪切りも一緒に見てあげましょう。
関連記事犬のカットはサロンと自宅どっちがいい?料金の目安と自分で切るコツ関連記事犬の爪切りの頻度はどのくらい?伸びすぎのサインと切るタイミング季節ごとの肉球の注意点
| 季節 | 起こりやすいこと | 飼い主ができること |
|---|---|---|
| 夏 | 熱いアスファルトでのやけど | 朝や日が暮れてから散歩。地面を手の甲でさわって確かめる |
| 梅雨 | 蒸れ、におい、指の間の皮膚炎 | 散歩のあとは指の間までしっかり乾かす |
| 秋から冬 | 乾燥、ひび割れ | 保湿の回数を増やす。暖房の近くで寝かせない |
| 雪の日 | 冷え、雪玉、融雪剤(道路の雪をとかす薬)による荒れ | 帰ったらぬるま湯で足を洗い、よく乾かす |
夏の昼のアスファルトは、手でさわれないほど熱くなります。肉球のやけどについては、こちらで詳しくまとめています。
関連記事犬の肉球のやけどの症状と応急手当、夏の散歩で防ぐためのコツ足を守るために靴や靴下を使う方法もあります。はじめは家の中で短い時間から慣らしましょう。
病院に行きたい肉球の変化
肉球が少しかたい、少し乾いている程度なら、家のケアで様子を見てかまいません。次のような変化があるときは、ケアではなく受診を考えましょう。
- ひびから血が出る、深く割れている 細菌が入りやすく、化膿することがある
- 肉球が厚く盛り上がる、角のようにかたくなる 体質や皮膚の病気、ホルモンの病気が隠れていることがある
- しこりやできものがある 見た目では判断できないので、早めに診てもらう
- 肉球の色が急に変わった 白くただれる、黒く変色するなど
シニア犬で肉球が急にかたくなった、たこのようなものができたときも、一度診てもらいましょう。保湿を1〜2週間続けても良くならないときも、相談する目安です。
肉球ケアを習慣にして、愛犬の足元を守ろう
多くの犬では、散歩のあとに拭いて乾かし、乾いていれば少しだけ塗る、で十分です。1日1回足先を見る習慣があれば、小さな傷やいつもと違う様子にも早く気づけます。
足先をさわられることに慣れておくと、爪切りや病院での診察も楽になります。ほかのお手入れの頻度は、こちらにまとめています。
関連記事犬のお手入れの頻度とやり方!シャンプー・歯磨き・爪切りの基本関連記事イヌスタグラムよくある質問
肉球の保湿は毎日したほうがいい?
乾燥しているときだけで大丈夫です。しっとりしている肉球に塗りすぎると、滑りやすくなります。
肉球ケアは子犬からしたほうがいい?
子犬の肉球はやわらかいので保湿はあまりいりませんが、足先をさわる練習は子犬のうちから始めると楽です。
肉球がくさいのは病気?
香ばしいにおいは汗や皮脂によるもので、多くは心配いりません。指の間が赤い、強いにおいや膿があるときは皮膚炎のことがあるので受診しましょう。
散歩のあとは毎回足を洗うべき?
毎回シャンプーで洗う必要はありません。拭くだけで十分で、洗いすぎるとかえって乾燥します。泥や雪の日はぬるま湯で洗いましょう。
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