犬が過呼吸になる原因は?ハアハアが止まらないときの対処法
雷のとき、留守番のあと、動物病院の待合室。愛犬が激しくハアハアして止まらないと、過呼吸ではないかと心配になります。この記事では、犬が過呼吸のようになる原因と、落ち着かせる方法をまとめました。
- 犬の過呼吸のようなハアハアは、不安、暑さ、痛み、病気などで起こる
- 原因がはっきりしていて、取りのぞくと落ち着くなら様子を見てよい
- 舌が紫色、ぐったりしている、原因に心当たりがないときは受診
犬の過呼吸と正常な呼吸の違い
犬はもともと人より呼吸が多く、少し動いただけでもハアハアします。目安にしたいのは、寝ているときや静かに休んでいるときの呼吸数です。
| 安静時の呼吸数の目安(1分) | |
|---|---|
| 小型犬・中型犬 | 20〜30回くらい |
| 大型犬 | 10〜20回くらい |
| 受診を考えたい | 休んでいるのに40回をこえる |
数えるときは、胸が1回ふくらんでしぼむのを1回とし、15秒数えて4倍にします。元気なときに一度数えておくと、いつもと比べやすくなります。
犬が過呼吸になる原因
| 原因 | よくある場面 |
|---|---|
| 不安・恐怖 | 雷、花火、留守番、車、動物病院 |
| 興奮 | 来客、ほかの犬に会ったとき、遊びすぎ |
| 暑さ・熱中症 | 夏の散歩、車内、閉め切った部屋 |
| 痛み | ヘルニア、関節の痛み、お腹の痛み |
| 病気 | 心臓病、気管や肺の病気、ホルモンの病気、貧血 |
人の過呼吸と同じものかはわかっていませんが、急に呼吸が早く浅くなり、止まらなくなる様子は犬にも見られます。
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不安が原因のときは、ハアハアと一緒に、震える、隠れる、うろうろ歩く、よだれ、耳を伏せるといった様子が見られます。原因がなくなると、少しずつ落ち着いてきます。
関連記事犬の気持ちがわかる行動・しぐさ一覧!しっぽ・寝方・鳴き声の意味すぐ動物病院に行くサイン
- 舌や歯ぐきが紫色や白っぽい
- ぐったりして、呼んでも反応が鈍い
- 暑い場所にいて、体が熱い
- 30分以上休んでもおさまらない
- 咳やお腹のふくらみ、けいれんがある
過呼吸のときの落ち着かせ方
- 原因から遠ざける暑い場所から涼しい場所へ、音のする部屋から静かな部屋へ
- 飼い主が落ち着く大きな声を出さず、ゆっくり低い声で話しかける
- そっと体に触れる嫌がらなければ、胸や背中をゆっくりなでる
- 水を飲めるようにする自分で飲める所に置く
- 様子を記録する時間と呼吸数をメモし、おさまらなければ受診
- 袋を口にかぶせる(人の過去の対処法を犬にしない)
- 無理に抱きしめて押さえる
- 叱る
不安からの過呼吸を減らす工夫
- クレートなど、安心して隠れられる場所がある
- 雷や花火の季節は、カーテンを閉めて音楽やテレビで音をやわらげる
- 留守番の前後に大げさに声をかけない
- 車や動物病院に少しずつ慣らす練習をしている
不安が強く、生活に支障が出るほどのときは、行動の専門の獣医師に相談すると、薬や行動療法を組み合わせた方法を提案してもらえることがあります。
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特に原因が思い当たらないのに過呼吸のようになるときは、心臓病やホルモンの病気、痛みが隠れていることがあります。シニア犬や、短頭種の犬は特に、早めに受診して調べてもらいましょう。
ハアハアのほかに出やすい症状
| 一緒に出る症状 | 考えられること |
|---|---|
| 咳、ゼーゼーという音 | 気管や気管支、肺の病気、心臓病 |
| 鼻水、くしゃみ | 鼻炎、のどの炎症、感染症 |
| お腹が大きくふくらむ | 胃の拡張、腹水 |
| 歯ぐきが白い | 貧血 |
| 水をよく飲む、毛が薄い | ホルモンの病気 |
いつも行く病院が休みの夜や休日に備えて、近くの夜間救急の動物病院を調べておくと、いざというとき迷わずにすみます。
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過呼吸はどのくらいでおさまる?
原因が不安や興奮なら、数分から数十分でおさまることが多いです。
寝ている犬が急にハアハアし始めたら?
夢や暑さのこともありますが、くり返すなら痛みや病気を疑って相談しましょう。
過呼吸を予防する薬はある?
不安が原因の場合、獣医師が薬を処方することがあります。自己判断で人の薬を与えないでください。
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