犬と暮らす人の情報ノート
体調の異変(呼吸・熱・痛み)

犬の鼻血の原因と止め方!片方だけ・くり返すときに疑う病気

10月31日更新約4分で読めます

このテーマのまとめ体調の異変(呼吸・熱・痛み)

人の鼻血はよくあることですが、犬の鼻血は、けが以外ではあまり起こりません。そのため、犬の鼻血は病気のサインのことが多いといわれます。この記事では、犬の鼻血の止め方と原因、受診の目安をまとめました。

先に結論
  • 犬の鼻血は、ぶつけたなどのけが以外は病気のサインのことが多い
  • まず落ち着かせ、鼻の上を冷やして安静にする
  • 10分以上止まらない、くり返す、ほかにも出血があるときは受診
すぐ動物病院へ
  • 10分以上止まらない
  • 歯ぐきや皮膚にも出血のあとがある
  • ぐったりして呼吸が苦しそう
今日か明日に受診
  • 片方の鼻から少量の鼻血をくり返す
  • 鼻水に血が混じる
家で様子を見てよいことが多い
  • ぶつけた直後に少し出て、すぐ止まった
目次
  1. 犬の鼻血の止め方
  2. 片方だけの鼻血の原因
  3. 両方の鼻血や、くり返す鼻血の原因
  4. 鼻血と一緒に出る症状で考える原因
  5. すぐ動物病院に行くサイン
  6. 鼻血を防ぐためにできること
  7. 受診のときに伝えること

犬の鼻血の止め方

  1. 落ち着かせる興奮すると血圧が上がって止まりにくい。静かな場所で抱っこやおすわりで休ませる
  2. 鼻の上を冷やす保冷剤をタオルで包み、鼻すじに当てる
  3. 血を拭く流れた血をガーゼでやさしく拭く。鼻の穴にはつめない
  4. 止まるまでの時間を測る10分たっても止まらなければ動物病院に電話する
やってはいけないこと
  • ティッシュや綿を鼻の穴につめる
  • 上を向かせる、頭を後ろに倒す
  • 鼻をこする、のぞきこんで触る

片方だけの鼻血の原因

原因特徴
けがぶつけた、ひっかいた。すぐ止まることが多い
鼻の中の異物草の実など。急に激しいくしゃみ、鼻をこする
歯の根の病気上の奥歯の根の炎症。膿のような鼻水も
鼻の中の腫瘍シニア犬で、片方の鼻血や鼻水を少しずつくり返す。顔の腫れも

両方の鼻血や、くり返す鼻血の原因

歯ぐきや皮膚に赤い点や紫色のあざがあるときは、血が止まりにくい状態かもしれません。すぐ受診しましょう。

関連記事犬の貧血の症状とは?歯ぐきの色でわかるサインと主な原因、受診の目安関連記事犬の鼻水の原因は?色や量でわかる病気と受診の目安、家でできるケア

鼻血と一緒に出る症状で考える原因

一緒に見られる様子考えられる原因
皮膚の赤い点やあざ、血尿、血便血小板が減る病気、血が固まりにくい病気、殺鼠剤
顔の片側が腫れる、鼻水に血が混じる鼻の中の腫瘍(シニア犬に多い)
口のにおいが強い、歯ぐきが赤い歯周病、歯の根の炎症
くしゃみが続く、鼻を前足でこする鼻の中の異物、鼻炎
元気がない、熱があるマダニが運ぶ感染症など

鼻血だけでなく、体のほかの場所にも出血のあとがないかを見ておくと、受診のときに役立ちます。

すぐ動物病院に行くサイン

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • 10分以上たっても鼻血が止まらない
  • 鼻血をくり返している
  • 歯ぐきや皮膚に赤い点、あざがある
  • 黒いうんち、血の混じったおしっこが出ている
  • 殺鼠剤などを口にした可能性がある
  • 呼吸が苦しそう、ぐったりしている

鼻血を防ぐためにできること

散歩のときに気をつけたいこと

鼻をこすりつけるように草むらや砂地をかぐと、草の穂や砂が鼻に入ることがあります。穂が多い季節は草むらに深く鼻を入れさせない、ほかの犬とのけんかを避けるなど、散歩の場所と距離に気を配りましょう。

関連記事犬の健康管理の基本!予防接種・健康診断・ペット保険の考え方

受診のときに伝えること

鼻血の様子をスマホで撮っておくと、説明しやすくなります。鼻の奥を調べるには、麻酔をかけてCTや内視鏡で検査することもあります。

関連記事犬の体調不良のサイン一覧!様子見でいい症状とすぐ病院に行く症状

よくある質問

犬の鼻血はよくあることですか?

人に比べるとまれで、けが以外の鼻血は病気のサインのことが多いです。

鼻血が1回だけですぐ止まったら様子見でいい?

ぶつけたなどの原因がはっきりしていれば様子を見てもよいですが、原因がわからないときは一度受診しましょう。

シニア犬の鼻血で気をつけることは?

鼻の腫瘍や血液の病気のこともあるので、早めに受診しましょう。

あわせて読みたい

ほかのテーマを読む