犬と暮らす人の情報ノート
体調の異変(呼吸・熱・痛み)

犬の鼻水の原因は?色や量でわかる病気と受診の目安、家でできるケア

10月31日更新約4分で読めます

このテーマのまとめ体調の異変(呼吸・熱・痛み)

愛犬の鼻から鼻水が垂れている。くしゃみも出ている。犬も風邪をひくのかな、と気になりますよね。この記事では、犬の鼻水の色や様子でわかる原因と、家でできるケア、受診の目安をまとめました。

先に結論
  • 透明でさらっとした鼻水がすぐ止まるなら、一時的な刺激のことが多い
  • 黄色や緑のねばっこい鼻水は、細菌感染のサイン
  • 片方だけ続く、血が混じるときは、歯の根や異物、腫瘍を疑って受診
すぐ動物病院へ
  • 鼻水に血が混じる、鼻血をくり返す
  • 鼻水と一緒に呼吸が苦しそう
  • ぐったりして食べない
今日か明日に受診
  • 黄色や緑の鼻水が出る
  • 片方だけの鼻水が数日続く
  • くしゃみが止まらない
家で様子を見てよいことが多い
  • 透明でさらっとした鼻水が、少しして止まる
目次
  1. 濡れた鼻と鼻水の違い
  2. 犬の鼻水の色でわかる原因
  3. 犬の鼻水の主な原因
  4. 受診したほうがよいとき
  5. くしゃみや逆くしゃみを伴うとき
  6. 家でできる鼻水のケア
  7. 鼻水を予防するには

濡れた鼻と鼻水の違い

犬の鼻がいつもしっとりしているのは、鼻の中の腺や涙からの分泌液のおかげで、においをとらえやすくし、熱を逃がす役目もあります。これは鼻水ではありません。鼻の穴から垂れてくる、鼻のまわりが汚れる、何度もなめ取るようなら鼻水と考えて様子を見ましょう。

犬の鼻水の色でわかる原因

鼻水の様子考えられる原因
透明でさらさら冷たい空気、ほこりやにおいの刺激、アレルギー、ウイルス感染の初め
白っぽく、ねばりがある鼻炎、ウイルス感染
黄色や緑で、ねばっこい細菌感染、副鼻腔炎、歯の根の病気
血が混じる異物、腫瘍、歯の病気、血が止まりにくい病気

犬の鼻水は、色と、片方か両方かで原因をしぼりこめます。気づいたら、色、量、どちらの鼻からかを記録しておきましょう。

犬の鼻水の主な原因

散歩のあとや寒い日に出る鼻水

散歩のあとに急に鼻水やくしゃみが出て、頭を振る、鼻を前足でこするときは、草や砂などの異物が入っているかもしれません。寒い外から暖かい部屋に入ったときに出る透明な鼻水は、しばらくすると落ち着くことが多いです。

ほかの犬からうつる鼻水

ドッグランやペットホテルなど犬が集まる場所のあとに、鼻水と乾いた咳が出るときは、ケンネルコフと呼ばれる呼吸器の感染症のことがあります。子犬やシニア犬は肺炎に進むこともあるので、早めに受診しましょう。

関連記事犬のお手入れの頻度とやり方!シャンプー・歯磨き・爪切りの基本

受診したほうがよいとき

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • 鼻水に血が混じる
  • 黄色や緑の鼻水が出る
  • 片方だけの鼻水が数日続く
  • 鼻水と一緒に、元気や食欲がない、熱がある
  • 呼吸が苦しそう、口を開けて息をしている
  • 顔の片側が腫れている
関連記事犬の鼻血の原因と止め方!片方だけ・くり返すときに疑う病気

くしゃみや逆くしゃみを伴うとき

鼻水と一緒にくしゃみが出るのは、鼻の中の刺激を外に出そうとしているサインです。急に激しいくしゃみが続くときは、異物が入っているかもしれません。ブーブーと鼻から吸いこむ発作は逆くしゃみで、鼻炎があると増えることがあります。

関連記事犬の逆くしゃみとは?ブーブー鳴る発作の止め方と病気との違い

家でできる鼻水のケア

  1. 鼻水をやさしく拭くぬるま湯でぬらしたガーゼで、鼻の周りを拭く
  2. 部屋の湿度を保つ加湿器で40〜60%ほどにすると、鼻の粘膜が楽になる
  3. 刺激物を減らす芳香剤、たばこの煙、香水を犬の近くで使わない
  4. 体を冷やさない暖かく静かな場所で休ませる
やってはいけないこと
  • 人用の点鼻薬や鼻炎薬を使う
  • 綿棒を鼻の奥に入れる

鼻水を予防するには

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よくある質問

犬も風邪をひきますか?

人の風邪がうつることはほとんどありませんが、犬にも鼻水や咳が出る感染症があります。

鼻水が出ているけど元気なら様子見でいい?

透明な鼻水で1〜2日でおさまるなら様子を見てよいことが多いです。続くときは受診しましょう。

鼻水を吸い取る道具は使っていい?

犬用の製品もありますが、粘膜を傷つけることがあるので、使う前に獣医師に相談しましょう。

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