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子犬の甘噛みのしつけ方!いつまで続くかと噛まれたときの止め方

11月3日更新約7分で読めます

このテーマのまとめ犬のしつけ

子犬と遊んでいると、手や足をカプカプ噛まれて痛い思いをしていませんか。甘噛みの理由といつまで続くかの目安、噛まれた瞬間の止め方を、今日の遊びの時間から試せる形でまとめました。

先に結論
  • 甘噛みは歯の生え変わりや力加減の練習で起こる。叱るより「噛むと遊びが終わる」と伝える
  • 生え変わりの生後4〜7か月ごろがいちばん強く、多くは1歳ごろまでに落ち着いていく
  • 噛んだら遊びをやめて離れる、噛んでいいおもちゃを渡す。この2つを家族全員でそろえる
すぐ動物病院に行きたいサイン
  • (その日のうちに)口をさわると痛がる、よだれに血が混じる、ごはんを食べにくそうにしている
  • (数日のうちに)急に噛み方が強くなった、体の決まった所をさわると唸る。痛みがかくれていないか相談
  • (数日のうちに)シニアになって急に噛むようになった
  • 噛まれた人の傷が深い、血が止まらないときは、人の病院へ(手当ては下の「犬に噛まれたら」の記事)

待つ目安は1つだけ覚えてください。同じ対応を2〜3週間続けても噛む回数が減らなければ、動物病院かドッグトレーナーに相談します。迷ったときも相談して大丈夫です。

目次
  1. 犬の甘噛みをしつけで止める前に知りたいこと
  2. 子犬が甘噛みする理由
  3. 甘噛みはいつまで続く?月齢の目安
  4. 今日からできる甘噛みのしつけ
  5. 噛んでいいおもちゃと家の工夫
  6. 甘噛みでやってはいけない対応
  7. 成犬の甘噛みや、直らないときの相談の目安
  8. 甘噛みの理由を知って、噛まない遊び方へ

犬の甘噛みをしつけで止める前に知りたいこと

甘噛みは、子犬が口を使って世界を知り、噛む力の加減を覚えていくための自然な行動です。悪いことをしているつもりはありません。

ただ、人の手を噛んでいい物だと覚えたまま大きくなると、成犬になっても噛む癖が残ることがあります。子犬のうちから、人の肌は噛まないと少しずつ伝えていきましょう。

見るところ甘噛み本気噛み
力跡が残らない程度。軽くくわえる皮膚に穴があく、すぐ赤くなる
表情口元がゆるい、しっぽを振る目が固い、唸る、歯をむき出す
場面遊んでいる最中、なでている時体をさわられた時、物を取ろうとした時

唸りながら強く噛む、決まった場所をさわると噛むときは、甘噛みではないかもしれません。怖さや痛みが理由のこともあるので、下の相談の目安も見てください。

子犬が甘噛みする理由

歯がむずがゆい

生後4〜7か月ごろは、乳歯から永久歯に生え変わる時期です。歯ぐきがむずがゆくて、手近な物をかじりたくなります。この時期は噛む物を取り上げるより、噛んでいい物を用意してあげましょう。

噛む力の加減を練習している

子犬はきょうだいとじゃれ合い、強く噛むと相手が嫌がることを覚えます。きょうだいと過ごした期間が短いと、その練習が足りないこともあります。飼い主さんが代わりに教えていく形です。

遊んでほしい、かまってほしい

足元にまとわりついてズボンの裾を噛むのは、遊びの誘いのことが多いです。噛むたびに飼い主さんが相手をしていると、噛む回数が増えることがあります。

退屈している、エネルギーが余っている

散歩や遊びが足りない日は、夕方や夜に噛みがはげしくなる子犬もいます。眠いのに興奮しているときも、加減がきかなくなりがちです。

甘噛みはいつまで続く?月齢の目安

月齢よく見られる様子飼い主さんがすること
生後2〜3か月家に来たばかり。何でも口に入れる噛んでいいおもちゃを決めて渡す
生後4〜7か月生え変わりで、いちばん強く噛む噛んだら遊びをやめる、をくり返す
生後8か月〜1歳生え変わりが終わり、少しずつ落ち着く遊びと運動の量を見直す
1歳以降も続く癖として残っている練習のやり直し。直らなければ専門家へ相談

月齢は一般的な目安で、犬種や性格で差があります。たとえば生後3か月の子なら、これから生え変わりで強くなる時期に入ります。時期が過ぎるのを待つより、今日から同じ対応を続けましょう。

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今日からできる甘噛みのしつけ

噛まれたときの対応の一例です。家族の誰かが噛まれても遊び続けると犬は混乱するので、同じやり方で続けてください。

  1. 短く伝える「痛い」と低めの声で1回だけ言います。高い声で騒ぐと、遊んでくれたと思う犬もいます
  2. 遊びをやめる手をそっと止めて、目を合わせずに動きを止めます。手を急に引くと、追いかけて噛むことがあります
  3. その場を離れるそれでも噛むときは立ち上がり、10〜30秒ほど部屋を出るか、柵の外に出ます
  4. おもちゃを渡す戻ったら噛んでいいおもちゃを渡し、それを噛んだら声をかけてほめます
  5. 落ち着いたら遊びを再開静かにしていられたら、また遊んであげます

1回の遊びは短めにして、興奮しすぎる前に終えるのがコツです。眠そうなのに噛むときは、無理に遊ばずハウスで休ませてあげましょう。

多くの場合、毎日くり返すうちに少しずつ噛む回数が減っていきます。すっかりなくなるまでは犬によって数か月かかりますが、2〜3週間で減り始めるかどうかを見てください。

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噛んでいいおもちゃと家の工夫

噛みたい気持ちそのものを止めることはできません。噛んでいい物があれば、手や家具の代わりにそちらを選ぶようになります。

噛んではいけない物は、しつけより先に片づけるのが近道です。叱る場面そのものが減るので、練習も続けやすくなります。

甘噛みでやってはいけない対応

やってはいけないこと
  • 叩く、大声で叱る
  • マズル(口まわり)をつかむ、口に手を押しこむ
  • 手を顔の前でひらひらさせてじゃれさせる
  • 噛んだ罰として長い時間ケージに閉じこめる

叩いたり口をつかんだりすると、人の手を怖がるようになります。怖さから身を守るために、本気で噛む犬になってしまうこともあります。

子どもがいるご家庭では、子どもと子犬だけで遊ばせないのが基本です。子どもは噛まれると高い声で走って逃げやすく、子犬はそれを追いかけっこだと思ってしまいます。

成犬の甘噛みや、直らないときの相談の目安

1歳を過ぎても甘噛みが続くときは、まず運動と遊びの量を見直します。散歩の時間を少し延ばす、においをかがせる時間を増やすだけで落ち着く犬もいます。

成犬の場合は、遊びの誘いなのか、何かをしてほしい要求なのかを見分けます。おもちゃを持ってきて噛むなら遊び、ごはんの前や散歩の前に噛むなら要求のことが多いです。要求のときは、噛んでいる間は応えず、おすわりができたら応えるようにします。

同じ対応を2〜3週間続けても変化がないとき、噛む力が強くなっているときは、ドッグトレーナーや動物病院に相談しましょう。どんな場面で噛むかをメモしていくと、相談がスムーズです。

甘噛みではないかもしれないサイン
  • 体のどこかをさわったときだけ噛む
  • シニアになって急に噛むようになった
  • 唸る、歯をむき出す様子がある

このようなときは、痛みや不安がかくれていることがあります。しつけで直そうとする前に、動物病院で体を診てもらうと安心です。

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甘噛みの理由を知って、噛まない遊び方へ

甘噛みは、子犬が育っていく途中の行動です。「人の手は噛まない、噛むならこっち」とくり返し伝えていけば、少しずつ伝わっていきます。今日の遊びから、おもちゃを1つ手元に置いて始めてみましょう。

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よくある質問

甘噛みしたときに無視するのは意味がある?

噛むと遊びが終わると伝えるために効果があります。ただし無視だけでは噛みたい気持ちが残るので、噛んでいいおもちゃを渡すこととセットで続けましょう。

甘噛みする人としない人がいるのはなぜ?

よく遊んでくれる人や、噛まれて大きく反応する人は噛まれやすいと言われます。家族で対応がちがうことも理由の一つです。

苦い味のスプレーは使っていい?

家具やコードなど物をかじるのを防ぐ補助としてなら使えます。人の手に塗るより、噛んでいい物を用意するほうが基本です。

生後2か月でもしつけを始めていい?

始めてかまいません。叱るのではなく、噛んだら遊びを止めておもちゃを渡すだけなので、家に来た日から続けられます。

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