犬に伏せを教える方法!できないときのコツと覚えやすい練習の順番
伏せは、犬がおなかを床につけてじっとする姿勢です。おすわりより落ち着いた姿勢なので、来客のときやカフェなど、犬に静かにしていてほしい場面で役立ちます。この記事では、伏せの教え方と、うまくいかないときのコツをまとめました。
- 伏せはおすわりから教える。おやつを鼻先から床へまっすぐ下ろす
- ひじが床についた瞬間にほめる
- できないときは、低いトンネルをくぐらせる方法も試す
犬の伏せはどんなときに役立つ?
犬の伏せは、体を低くして、気持ちを落ち着かせる姿勢です。立ったままより動き出しにくいので、長く待ってほしいときに向いています。
- お客さんが来たときに飛びつかせない
- ドッグカフェや動物病院の待合室で静かに待つ
- 興奮して吠えそうなときに気持ちを切りかえる
- 体のチェックやブラッシングのとき
伏せを教える前に
伏せはおすわりの姿勢から教えると、スムーズに覚えます。まずはおすわりができるようにしておきましょう。床がすべると伏せを嫌がるので、マットやカーペットの上で練習します。
関連記事犬におすわりを教える方法!できない原因と子犬にも伝わる上手な教え方伏せの教え方
- おすわりさせる犬の正面か横に座り、おすわりをさせます。
- おやつを鼻先から床へ下ろすおやつを鼻の前に持ち、まっすぐ下の床へゆっくり動かします。
- 前へ少し引く床についたおやつを犬から少し離すように動かすと、前足が伸びて伏せの形になります。
- ひじがついたらほめるひじとおなかが床についた瞬間にほめて、おやつをあげます。
- 言葉と手の合図をつけるできるようになったら「伏せ」と言い、手のひらを下に向ける合図をつけます。
伏せができないときのコツ
| よくあること | コツ |
|---|---|
| お尻が上がって立ってしまう | おやつを前に引きすぎない。足元に近い位置に下ろす |
| 頭だけ下げて体は下がらない | 少しでも体が下がったらほめ、段階をふむ |
| 床が冷たい・すべるのを嫌がる | マットの上で練習する |
| 何度やってもできない | 低いいすや人の足の下をくぐらせる |
- 飼い主が床に座って足を山の形にし、その下をおやつでくぐらせる
- くぐろうとして体が低くなったところでほめる
- できたら、少しずつ足を使わずに練習する
背中を押さえつけて伏せさせるのはやめましょう。押さえられるのを嫌がり、伏せそのものが嫌いになることがあります。
伏せのまま待てる時間をのばす
伏せができたら、伏せたままでいる時間をのばしていきます。最初は1〜2秒待ってほめ、少しずつ時間をのばします。そのあと「よし」などの解除の合図で立たせましょう。
飼い主が1歩離れても伏せていられる、家の外でもできる、と少しずつ難しくしていきます。うまくいかないときは一つ前の段階に戻れば大丈夫です。
伏せを嫌がる犬もいる
伏せはおなかを見せる姿勢に近く、知らない場所や緊張しているときにはしたがらない犬もいます。怖がりな犬や、保護犬など過去に怖い経験がある犬は、家の中の安心できる場所から練習しましょう。
急に伏せを嫌がるようになったときは、足腰やおなかの痛みが隠れていることもあります。
関連記事犬のしつけの基本!教える順番と、叱らずに覚えてもらうためのコツ合図は家族でそろえる
ある人は「伏せ」、別の人は「ダウン」「伏せて」と言うと、犬はどれが同じ意味なのか分からなくなります。言葉と手の動きを家族で1つに決めておきましょう。
| 決めておくこと | 例 |
|---|---|
| 言葉 | 「伏せ」か「ダウン」のどちらか1つ |
| ハンドサイン | 手のひらを下に向け、胸の高さから床へゆっくり下ろす |
| できた合図 | 「よし」「いいこ」など、ほめる言葉も1つにする |
- 言葉は1回だけ言い、何度も重ねない
- 最初は手の動きで覚え、あとから言葉を足すと覚えやすい
よくある質問
伏せとおすわり、どちらを先に教える?
おすわりが先です。おすわりの姿勢から伏せに導くと覚えやすくなります。
伏せしてもすぐ起き上がります。
ほめるタイミングを伏せた直後にし、少しずつ待つ時間をのばしましょう。
外だと伏せをしないのはなぜ?
外は気になるものが多く、地面が冷たい・汚れていることもあります。静かな場所から練習しましょう。
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