犬の反抗期はいつからいつまで?よくある行動と叱らない乗り切り方
今までできていたおすわりをしない、呼んでも来ない。そんな変化は、犬の反抗期かもしれません。反抗期は成長の一部で、接し方を変えれば必ず落ち着いていきます。
- 犬の反抗期は生後6か月から1歳半ごろ。人の思春期のような時期
- 力で押さえつけず、基本の練習をくり返してほめる
- 運動と遊びを増やすと、困った行動が減りやすい
犬の反抗期はいつからいつまで?
犬の反抗期は、生後6か月から1歳半ごろに見られることが多いです。体が大人に近づき、ホルモンの変化や好奇心の高まりで、言うことを聞きにくくなる時期です。
小型犬は早めに、大型犬はゆっくり長めに続く傾向があります。シニア期に入るころにも、体の衰えから指示に応えにくくなることがありますが、これは反抗期とは別に考えましょう。
反抗期によくある行動
| 行動 | 考えられる理由 |
|---|---|
| 呼んでも来ない、指示を無視する | 外の世界への好奇心が強くなった |
| 甘噛みや物をかじるのがひどくなる | 歯の生え変わりのあと、エネルギーがあり余っている |
| 吠えることがふえる | 警戒心が育ってきた |
| マーキングを始める | 性ホルモンの影響 |
| お手入れを嫌がる | 自分の意思がはっきりしてきた |
反抗期の犬は、飼い主を困らせようとしているわけではありません。犬が上に立とうとしている、という古い考え方もありますが、今は成長による変化として受け止めるのが一般的です。
反抗期にやってはいけない対応
- 叩く、押さえつける、大声で叱る
- あおむけにして押さえ込む
- 言うことを聞かないからと練習をやめてしまう
- 家族でルールがばらばら
力で押さえつけると、犬は飼い主の手や声を怖がるようになり、噛みつきなどにつながることがあります。
反抗期の乗り切り方
- 基本の練習に戻るおすわり・伏せ・待てなど、できることを短くくり返し、できたらほめます。
- ごほうびを見直す家の中より外のほうが刺激が多いので、外ではいつもよりよいおやつを使います。
- 運動と遊びを増やす散歩の時間をのばす、においかぎや引っ張りっこで頭と体を満たします。
- 成功しやすい場面を作る呼び戻しは誘惑の少ない場所から。失敗しにくい形で練習します。
避妊・去勢との関係
マーキングやほかの犬への興奮など、性ホルモンに関係する行動は、避妊・去勢で落ち着くことがあります。ただし、すべての困った行動が手術でなくなるわけではありません。時期やメリット・デメリットは動物病院で相談しましょう。
関連記事犬の健康管理の基本!予防接種・健康診断・ペット保険の考え方反抗期ではなく体調のことも
急に触られるのを嫌がる、怒りっぽくなったときは、痛みやかゆみが原因のこともあります。反抗期だと決めつけず、体の様子も見てあげましょう。
- さわると怒る、特定の場所をさわられるのを嫌がる
- 歩き方がおかしい、足をかばう
- 元気や食欲がない
飼い主との関係で反抗期の出方は変わる
思春期の犬は指示を聞きにくくなりますが、飼い主との関係に不安がある犬ほど、その傾向が強く出やすいといわれます。反抗しているように見えても、本当は困っているサインのこともあります。
| 犬の様子 | 考えられる気持ち | 向き合い方 |
|---|---|---|
| 指示を無視する | まわりの刺激のほうが気になる | 静かな場所で、できる指示から練習し直す |
| 物を取ろうとすると怒る | 大事な物を取られたくない | 無理に取らず、おやつと交換する |
| 散歩で座りこむ | こわい物がある、疲れている | 引っ張らずに少し待ち、道を変えてみる |
家族の中で叱る人とほめる人がばらばらだと、犬はもっと混乱します。ルールをそろえ、手に負えないと感じたら、叩いたり押さえつけたりしない方法で教えるトレーナーに相談しましょう。
よくある質問
反抗期がない犬もいる?
あります。目立たないまま大人になる犬も多いです。
反抗期に叱るのはだめ?
危ないことを止めるときは、低い声で短く止めるだけにします。そのあと正しい行動をさせてほめましょう。
しつけ教室に通ったほうがいい?
家族だけで難しいと感じたら、ほめて教える方針のトレーナーに相談するのは良い方法です。
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