犬の歯石は放っておくと危ない?たまる原因と取り方、費用と予防
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このテーマのまとめお手入れ愛犬の奥歯が黄色や茶色になっていませんか。それは歯石かもしれません。歯石は見た目の問題だけでなく、歯周病のもとになります。この記事では、歯石ができる原因、放っておくリスク、動物病院での取り方と費用、家でできる予防をまとめました。
- 歯石は、歯垢が数日で固まったもの。犬は人よりずっと早く歯石になる
- ついた歯石は歯磨きでは取れない。動物病院で全身麻酔をして取るのが基本
- 予防は毎日の歯磨き。歯垢のうちに落とせば歯石はつかない
犬に歯石がたまる原因
歯石のもとは、食べかすと細菌が集まった歯垢(しこう)です。歯垢にだ液のカルシウムがついて固まると歯石になります。犬は歯垢が3〜5日ほどで歯石に変わるといわれ、人よりずっと早いのが特徴です。
- 歯磨きをしていない、またはときどきしかしていない
- やわらかいフードやおやつが多い
- 小型犬で歯が密集している、乳歯が残っている
- 年齢が上がって口の中の環境が変わった
特に、上の奥歯の外側(ほっぺた側)は歯石がつきやすい場所です。
歯石を放っておくとどうなる?
| 段階 | 口の中の様子 |
|---|---|
| 歯垢 | 白くねばねばした汚れ。歯ブラシで落とせる |
| 歯石 | 黄色や茶色のかたまり。歯磨きでは取れない |
| 歯肉炎 | 歯ぐきが赤く腫れる。口臭が出る |
| 歯周炎 | 歯ぐきが下がり、歯がぐらつく。膿が出る |
| 進んだ歯周病 | あごの骨が溶ける。目の下が腫れる、あごが折れやすくなる |
歯周病の細菌は血管に入り、心臓や腎臓などに負担をかけることも考えられています。歯石は早めに取りましょう。
関連記事犬の口臭がきつい原因は?においでわかる病気と家でできる対策動物病院での歯石取りの流れ
- 診察と検査口の中を見て、血液検査やレントゲンで麻酔をかけても大丈夫かを確かめます。
- 全身麻酔犬が動かないように、また歯ぐきの下まで安全にきれいにするために麻酔をかけます。
- 歯石を取る超音波の器具で歯の表面と歯ぐきの下の歯石を取ります。
- 歯をみがき上げる表面をなめらかにして、歯垢がつきにくくします。ぐらぐらの歯は抜くこともあります。
- 家でのケアの相談多くは日帰り。翌日から歯磨きを再開する時期を相談します。
費用は、検査と麻酔を含めて数万円ほどが目安です。抜歯の本数や犬の大きさ、検査の内容で大きく変わります。ペット保険は、歯周病の治療なら対象になることがありますが、予防目的の歯石取りは対象外のことが多いので、契約内容を確かめましょう。
関連記事犬の健康管理の基本!予防接種・健康診断・ペット保険の考え方無麻酔の歯石取りや自宅での歯石取りは?
- 麻酔をかけずに取れるのは歯の表面だけで、歯ぐきの下の歯石は残りやすい
- 動いてしまい、器具で歯ぐきや口の中を傷つけることがある
- 怖い思いをして、口をさわられること自体を嫌がるようになることがある
- 市販のスケーラーで自分で削るのは、同じ理由でおすすめしない
シニア犬や持病があって麻酔が心配なときは、麻酔のリスクと歯周病のリスクを獣医師とよく相談しましょう。
家でできる歯石の予防
歯石の予防は、歯垢のうちに歯ブラシで落とすことがいちばんです。毎日できれば理想、むずかしければ2〜3日に1回を目標にしましょう。
- 歯ブラシで、歯と歯ぐきの境目をやさしくみがく
- 上の奥歯の外側を特にていねいに
- 歯ブラシが苦手なら、ガーゼや指サックの歯ブラシから始める
- デンタルガムや歯みがきシートは補助として使う
歯石取りのあとに続けたいこと
歯石を取っても、歯磨きをしなければまた数か月でついてしまいます。きれいになった歯は歯磨きを始めるよい機会です。年に1回は健康診断で歯を見てもらい、歯石のつき方を確かめましょう。
- 歯がぐらぐらしている、歯が抜けた
- 目の下やほおが腫れている、膿が出ている
- 痛がって食べない、片側だけでかむ
- よだれに血が混じる
よくある質問
歯石は何歳ごろからつく?
早い犬では1〜2歳でつき始めます。小型犬は特に早めに注意しましょう。
歯石取りの麻酔は危なくない?
事前の検査で体の状態を確かめ、麻酔の量を調節して行います。不安な点は事前に獣医師に聞きましょう。
硬いおやつで歯石は取れる?
かたすぎるものは歯が欠けることがあり、歯石を取る効果も限られます。歯磨きを中心にしましょう。
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