ドッグフードのふやかし方!お湯の温度と時間、子犬はいつまでか
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このテーマのまとめ食事・ドッグフード子犬を迎えたとき、「ごはんはふやかしてあげてください」と言われた飼い主さんは多いですよね。でも、お湯は何度がいいのか、何分おけばいいのか、いつまで続けるのかは意外とわかりにくいものです。この記事では、ドッグフードのふやかし方の基本と、子犬・成犬・シニア犬それぞれの考え方をまとめました。今夜のごはんから、そのまま試せます。
- お湯は手でさわってぬるいくらい(40℃前後)。熱湯は使わない
- 時間は小粒で5〜10分、ふつうの粒で10〜15分。芯がなくなれば十分
- 子犬は生後3〜4か月ごろから少しずつ硬めにする。月齢より歯と便の様子で決める
今すぐ病院へ ふやかしたごはんのあとに何度も吐く、血の混じる便、ぐったりしているとき。子犬とシニア犬は、食べない・下痢が半日続くだけでも今すぐ相談を(成犬は2日続いたら)。くわしくは「要注意」の節にまとめました。
目次
ドッグフードをふやかす方法
ドッグフードをふやかすのに特別な道具はいりません。いつものドライフードに、ぬるま湯をかけて待つだけです。
- 1回分を量って器に入れるふやかすと量が増えて見えるので、先に乾いた状態で量っておきます
- ぬるま湯を注ぐ粒がひたひたにかくれるくらい。目安はフードと同じ量から1.5倍ほど。温度計がなければ、手首に少したらして熱く感じなければ40℃前後です
- ふたやラップをして待つ香りが逃げず、冷めにくくなります。途中で一度まぜるとむらが減ります
- やわらかさと温度を確かめる指でつぶして芯がないか、さわってぬるいかを見ます。熱ければ冷ましてから出します
- 残った水分はそのまま出すフードの栄養やにおいが溶け出しています。捨てずに一緒に食べさせて大丈夫です
迎えたばかりで食べ慣れていない子犬なら、スプーンの背で軽くつぶしてあげると食べやすくなります。
お湯の温度と時間、水の量の目安
| 項目 | 目安 | ポイント |
|---|---|---|
| お湯の温度 | 40℃前後(人肌よりややあたたかい) | 熱湯や沸かしたてはさましてから |
| 時間(小粒) | 5〜10分 | 小型犬用・子犬用の粒 |
| 時間(ふつうの粒) | 10〜15分 | 中型犬・大型犬用の粒 |
| 時間(水でふやかす) | 20〜30分ほど | 夏は傷みやすいので冷蔵庫で |
| 水の量 | フードと同じ量〜1.5倍 | スープ状にしたいときは多めに |
時間はフードの種類や粒の硬さで変わります。表は一般的な目安なので、袋の表示があればそちらを優先してください。
早くふやかしたいとき
急いでいるときは、粒を袋の上から軽く砕いてからお湯をかけると早くやわらかくなります。小さめの器でお湯の量を少なめにし、ふたをして待つのも効果的です。
ドッグフードをふやかすメリットとデメリット
| 内容 | |
|---|---|
| メリット | 歯の弱い犬でも食べやすい/香りが立って食欲がわきやすい/ごはんと一緒に水分もとれる |
| デメリット | 歯に残りやすく歯石がつきやすい/傷みやすく置いておけない/噛む回数が減る/毎回手間がかかる |
「ふやかすと栄養がなくなる」と心配する方もいます。お湯に溶け出した分も、水分ごと食べればお腹に入るので、ぬるま湯なら気にしすぎなくて大丈夫です。気をつけたいのは、熱すぎるお湯を使うことのほうです。
歯石が気になる場合は、ふやかしたごはんのあとに歯みがきをする習慣をつけましょう。
関連記事犬の歯磨きのやり方!嫌がる犬を慣らす順番と毎日続けるコツ子犬はいつまでドッグフードをふやかす?
子犬のふやかしは、生後3〜4か月ごろから少しずつ硬めにして、生後4〜6か月ごろにドライのままへ移すのが一般的な目安です。乳歯がそろって、カリカリを噛めるようになってきたら切り替えどきです。
| 月齢(一般的な目安) | ふやかし方 |
|---|---|
| 生後2〜3か月 | 小粒で10分ほど。芯がなく、指で簡単につぶれるくらい |
| 生後3〜4か月 | 5分ほどにして、少し芯が残るくらい |
| 生後4〜6か月 | ドライを混ぜていき、最後はドライだけに |
ただし、月齢だけで決める必要はありません。次の様子を見て、下の4段階を3〜4日ずつ、全体で1〜2週間かけてゆっくり進めましょう。
- ふやかしたごはんを勢いよく食べ、残さない
- おもちゃやガムをしっかり噛んでいる
- 便がいつもの硬さで、下痢や軟便が続いていない
- 時間を短くする15分ふやかしていたなら10分、5分と、少し芯が残るくらいにします
- お湯の量を減らすひたひたから、表面がしめる程度へ減らしていきます
- ドライを混ぜるふやかしたものに乾いた粒を少しずつ混ぜ、割合を増やします
- ドライだけにする便がゆるくならなければ完了です。ゆるくなったら一つ前に戻ります
ごはんの回数を減らす時期と重なると、お腹がびっくりしやすくなります。一度に両方を変えず、どちらか一方ずつ進めるのが安心です。
関連記事子犬のごはんの回数は1日何回?月齢別の目安と時間割、減らす時期成犬やシニア犬はふやかしてもいい?
歯が丈夫で、ドライを喜んで食べている健康な成犬なら、毎日ふやかす必要はありません。歯石のつきやすさを考えると、ドライのままが基本です。ただし、次のような場面では、ふやかすことで食べやすくなります。
- 歯が抜けた・歯の治療のあと 硬い粒を噛むと痛がるとき
- 食欲が落ちている あたたかい香りで食べる気が出ることがある
- 水をあまり飲まない ごはんから水分を足せる
- 早食いで丸飲みしてしまう かさが増えてゆっくり食べやすくなる犬もいる
シニア犬は噛む力や飲み込む力が少しずつ落ちていきます。ドライをいやがるようになったら、ふやかしたり、ウェットフードを混ぜたりして様子を見てあげましょう。急に硬いものを食べなくなったときは、歯や口の痛みのことがあります。シニア犬は2〜3日のうちに動物病院で口の中を見てもらいましょう。
関連記事シニア犬のドッグフードは何歳から?成犬用との違いと選び方、量の目安ふやかすときにやってはいけないこと
- 沸かしたての熱湯をかけてそのまま出す
- 電子レンジで温めて、中の熱い所に気づかない
- ふやかしたものを作り置きして半日以上おく
- 牛乳でふやかす
熱湯はやけどの心配があり、フードの風味も変わりやすくなります。電子レンジを使うと、表面はぬるくても中だけ熱くなることがあります。使うときは数秒ずつにして、よく混ぜてから温度を確かめましょう。
ふやかしたごはんは、水分が多いぶん傷みやすいです。食べ残しは30分ほどで片づけ、夏は特に早めに下げます。前もって用意したい場合は、水でふやかして冷蔵庫に入れ、その日のうちに使い切りましょう。
牛乳は、お腹がゆるくなる犬が多いのでふやかすのには向きません。水か、ぬるま湯で十分です。
ふやかしたごはんで下痢・食べないときは要注意(子犬・シニアは早めに)
- 子犬とシニア犬は、元気そうでも下痢や食べないのが半日続いたら今すぐ相談
元気な成犬なら、ふやかし始めやドライへ変えた直後に少し便がゆるくなるのはよくあることです。元気と食欲があって1日で戻るなら、ふやかし方を一つ前の段階に戻して様子を見ましょう。
ふやかしたものは食べるのにドライを食べないときは、好みの問題のこともあります。半分ずつ混ぜるなど、少しずつ慣らしてあげてください。
- (今すぐ)何度も吐く、血の混じった便やまっ黒な便が出る、ぐったりして動かない
- (今すぐ)子犬やシニア犬が、半日ごはんを食べない・下痢が半日続く
- (今日か明日に)成犬で、下痢や軟便が2日以上続く、または1日食べない
- (数日のうちに)硬い粒だけを急にいやがる、噛むときに顔をしかめる・口をさわられるのを嫌がる。シニア犬は2〜3日のうちに
子犬やシニア犬は体が小さく、脱水になりやすいので、成犬より早めに相談するのが安心です。病院に電話するときは、いつから・何回・便の様子・食べた量を伝えるとスムーズです。
関連記事ドッグフードの切り替え方!何日かける?混ぜる割合と下痢になったときの対処ふやかし方を知って、毎日のごはんをもっとおいしく
ふやかすのは、ぬるま湯をかけて待つだけのひと手間です。子犬は歯と便を見ながら少しずつ硬めに、シニア犬は噛む様子に合わせてやわらかめに。愛犬が食べやすいかたさを、毎日のごはんで見つけてあげてください。
ほかにも、犬との毎日に役立つ話をまとめています。
関連記事イヌスタグラムよくある質問
ドッグフードは水でもふやかせる?
ふやかせます。お湯より時間がかかり、20〜30分ほどが目安です。夏は傷みやすいので冷蔵庫に入れてふやかしましょう。
ふやかしたドッグフードは量を増やすべき?
いいえ、乾いた状態で量った量のままで大丈夫です。水分でかさが増えて見えるだけで、カロリーは変わりません。
毎日ふやかしても歯に悪くない?
ドライより歯に残りやすいので、ふやかすなら歯みがきを習慣にすると安心です。噛むおもちゃで遊ぶ時間をつくるのもおすすめです。
ふやかしたごはんは何分まで置いておける?
30分ほどが目安です。食べ残しは片づけて、次のごはんで新しく作りましょう。
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