犬種・犬を迎える
犬を去勢しないとどうなる?去勢のメリットとデメリット、時期の考え方
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このテーマのまとめ犬種・犬を迎えるオスの子犬を迎えると、去勢手術をするかどうか悩みますね。去勢は義務ではなく、しない選択もあります。この記事では、去勢しないとどうなるのか、手術のメリットとデメリット、時期の考え方を紹介します。
- 去勢しないと、マーキングや発情期の興奮、前立腺や精巣の病気が起こりやすい
- 去勢のデメリットは、太りやすくなることと全身麻酔の負担
- 時期は犬種や大きさで変わる。かかりつけの獣医師と相談して決める
犬を去勢しないとどうなる?
去勢しないオス犬は、性ホルモンの影響を一生受け続けます。元気に暮らす犬も多い一方で、次のようなことが起こりやすくなります。
| 起こりやすいこと | 内容 |
|---|---|
| マーキング | 家の中や散歩中に、あちこちにおしっこをかける |
| マウンティング | 人やほかの犬、クッションに腰をふる |
| 発情したメスへの反応 | においで興奮し、落ち着かない、食欲が落ちる、脱走しようとする |
| オス同士のけんか | ほかのオス犬に強く反応する |
| 病気 | 前立腺肥大、精巣の腫瘍、肛門まわりの腫瘍、会陰ヘルニアなど |
お腹の中に精巣が残る停留精巣(潜在精巣)の場合は、腫瘍になりやすいため手術がすすめられます。
去勢手術のメリット
- 精巣の腫瘍、前立腺の病気、会陰ヘルニアなどのリスクを下げられる
- 発情したメスに会えないストレスがへる
- マーキングやマウンティングがへることがある(若いうちのほうが効果が出やすい)
- 望まない繁殖を防げる
ただし、性格がおだやかになる、吠えなくなるといった効果は犬によってさまざまです。しつけの代わりにはなりません。
去勢手術のデメリット
- 太りやすくなる 必要なカロリーが減り、食欲は増えやすい。同じ量を食べていると太る
- 全身麻酔と手術の負担 まれに麻酔のトラブルが起こる。術前検査で体を確かめる
- 繁殖ができなくなる あとからもどすことはできない
- 一部の病気のリスク 大型犬では、早い時期の手術が関節の病気や一部の腫瘍に関わるという報告もある
ポイント
関連記事犬のごはんの基本!ドッグフードの選び方と量、食べてはいけないもの- 手術後はフードを去勢・避妊後用にかえるか、量を1〜2割へらすのが目安
- 毎月体重をはかり、増えてきたら獣医師に相談する
去勢する時期と費用の目安
| 大きさ | 時期の目安 |
|---|---|
| 小型犬 | 生後6か月〜1歳ごろ |
| 中型犬 | 生後6か月〜1歳ごろ |
| 大型犬 | 体の成長が落ち着く1歳〜1歳半ごろを考えることも |
マーキングが習慣になる前に、と早めをすすめる獣医師もいれば、大型犬は成長を待つ考え方もあります。犬種や体格に合わせて相談しましょう。
費用は動物病院や体の大きさで変わり、2〜5万円ほどが目安です。日帰りか1泊入院が多く、自治体によっては助成金があります。
関連記事犬の健康管理の基本!予防接種・健康診断・ペット保険の考え方去勢しない場合に気をつけること
- 発情中のメスに近づけない。ドッグランは時期を選ぶ
- 脱走しないよう、玄関や柵を確かめる
- マーキングは、トイレのしつけとマナーウェアで対策する
- 年1回以上の健康診断で、前立腺や精巣の状態をみてもらう
- 精巣の大きさが左右でちがう、硬いしこりがないか、ときどき確かめる
すぐ動物病院に行きたいサイン
関連記事犬のしつけの基本!教える順番と、叱らずに覚えてもらうためのコツ- おしっこが出にくい、血が混じる
- 便が出にくく、いきむことが増えた
- 精巣がはれている、大きさが左右でちがう
- 肛門の横がふくらんでいる
去勢するか迷ったときの考え方
- 繁殖させる予定があるか予定がないなら、病気の予防のために手術を考える人が多い
- 暮らし方を考える多頭飼い、ドッグランの利用、メス犬がいる家庭かどうか
- 体の状態を確かめる停留精巣、持病、年齢、犬種の特徴
- 獣医師と相談するメリットと注意点を聞き、家族で納得して決める
よくある質問
高齢になってから去勢してもいい?
前立腺の病気などの治療として行うことがあります。麻酔の負担が大きくなるので、検査をして判断します。
去勢したらマーキングはなくなる?
へることは多いですが、習慣になっていると残ることもあります。しつけも続けましょう。
去勢しないと寿命は短くなる?
去勢の有無だけで寿命は決まりません。ただ、去勢しない場合は生殖器の病気に気をつけて、定期的に検診を受けましょう。
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