犬を飼う費用はいくら?初期費用と毎月・毎年の内訳、生涯でかかるお金
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このテーマのまとめ犬種・犬を迎える子犬の写真を見ていると、すぐにでも家族に迎えたくなりますよね。でも犬との暮らしは10年以上続きます。そのあいだ、お金はどのくらいかかるのでしょうか。この記事では、迎えるときの初期費用と、毎月・毎年かかる費用の内訳を順番に紹介します。読めば、自分の家計で無理なく飼えるかを考える目安になります。
- 初期費用は、迎える代金とは別に5〜10万円ほど
- 小型犬で年に15〜30万円ほど。大きい犬ほど高くなる
- 生涯では小型犬で250〜400万円ほど。シニア期と急な病気の分も考えておく
急な病気やけがは、お金のことより先に受診を考えたい場面です。保険の有無に関係なく、次のようなときはその日のうちに動物病院へ連れて行きましょう。
- ぐったりして呼びかけへの反応が弱い
- 呼吸が苦しそう、歯ぐきや舌の色が白っぽいか紫色
- 何度も吐く、血の混じった便や嘔吐がある
- 誤って薬や異物、チョコレートなどを食べた
食欲や元気のない日が2日以上続く、水を飲む量やおしっこの量が急に変わった、咳が何日も続くときも、様子を見すぎずに早めに受診しましょう。子犬やシニア犬は半日〜1日で相談するのが安心です。
目次
犬を飼う費用はいくら?最初に知りたい目安
犬を飼う費用は、迎えるときに1回かかるお金と、暮らしているあいだずっとかかるお金に分かれます。
| 分け方 | 主な中身 | 一般的な目安(小型犬) |
|---|---|---|
| 初期費用 | グッズ・登録・ワクチン・健康診断 | 5〜10万円ほど |
| 毎月の費用 | ごはん・トイレシート・おやつ | 月7,000〜1万5,000円ほど |
| 毎年の費用 | 狂犬病の注射・ワクチン・予防薬・健康診断 | 年5〜9万円ほど |
| ときどきの費用 | トリミング・ペットホテル・病気やけが | 犬と暮らし方で大きく違う |
このほかに、ペットショップやブリーダーから迎えるときは犬そのものの代金がかかります。数字はどれも2026年11月時点の一般的な目安です。住んでいる地域や病院、犬種でかなり変わります。
迎えるときにかかる初期費用
犬を迎える代金
迎える先によって、いちばん差が出るのがここです。犬そのものの代金は、このページの初期費用や年間の目安には入れていません。
| 迎える先 | 一般的な目安 |
|---|---|
| ペットショップ・ブリーダー | 数十万円ほど。人気の犬種や子犬は高め |
| 保護団体・動物愛護センター | 数万円ほど(保護中の医療費の実費など) |
登録と予防、最初の健康診断
- 犬の登録 市区町村に届ける。手数料は3,000円ほどが多い
- 狂犬病の予防注射 年1回。注射と済票で3,000〜4,000円ほど
- 混合ワクチン いくつかの感染症をまとめて防ぐ注射。子犬は2〜3回。1回5,000〜1万円ほど
- 健康診断 迎えて1週間以内に。数千円から1万円ほど
- マイクロチップの登録変更 ショップやブリーダーから迎えたとき。数百円ほど
そろえるグッズ
サークルやケージ、トイレトレー、ベッド、食器、首輪とリード、キャリーなどで3〜5万円ほどです。迎えた日にあわてないよう、前もってそろえておくと安心です。
関連記事犬を飼う前に確認したいこと!必要な準備・グッズ・手続きの流れ毎月かかる費用
毎月のお金でいちばん大きいのはごはん代です。体が大きいほど食べる量が増え、ごはん代も上がります。
| 中身 | 小型犬(5kg前後)の目安 |
|---|---|
| ドッグフード | 月3,000〜8,000円ほど |
| おやつ | 月1,000〜2,000円ほど |
| トイレシート・うんち袋 | 月1,000〜3,000円ほど |
| ペット保険(入る場合) | 月2,000〜5,000円ほど。年齢で上がる |
フードは値段だけで選ばず、愛犬の年齢と体に合うものを選びましょう。お腹の調子がよく、喜んで食べてくれるかも大切な目安です。
毎年かかる予防と医療の費用
病気をしなくても、予防のために毎年かかるお金があります。春から秋にかけてまとまって出ていくので、季節の出費として考えておくと家計を組みやすくなります。
| 中身 | 一般的な目安 |
|---|---|
| 狂犬病の予防注射 | 年3,000〜4,000円ほど |
| 混合ワクチン | 年5,000〜1万円ほど |
| フィラリア(心臓に寄生する虫)の予防 | 年5,000〜1万5,000円ほど。体重で変わる |
| ノミ・ダニの予防 | 年1〜2万円ほど。体重で変わる |
| 健康診断 | 年5,000〜2万円ほど。シニアは年2回がすすめられる |
オスの去勢やメスの避妊の手術を受けるなら、1回だけ2〜5万円ほどかかります。
大きさ別に見る1年の費用
同じ犬でも、体の大きさでごはん代や予防薬の代金が変わります。毎月の費用を12か月分と、毎年の予防と医療の費用、ホテルなどを少し足した、病気をしなかった年の一般的な目安です。
| 大きさ | 1年の目安 | 生涯の目安 |
|---|---|---|
| 小型犬(10kg未満) | 15〜30万円ほど | 250〜400万円ほど(15年で計算) |
| 中型犬(10〜25kg) | 25〜40万円ほど | 350〜500万円ほど(13年で計算) |
| 大型犬(25kg以上) | 35〜50万円ほど | 400〜550万円ほど(11年で計算) |
柴犬のように10kg前後の犬は、小型犬と中型犬のあいだくらいで考えましょう。大型犬は寿命が小型犬より短い傾向がありますが、1年の費用が高いので生涯の合計は大きくなります。
トイプードルなど毛が伸び続ける犬種は、この表とは別にトリミング代が年5〜10万円ほどかかります。
ときどきかかる費用と、急な病気のお金
毎月や毎年のお金とは別に、暮らし方しだいでかかるお金もあります。
- トリミング 1回5,000〜1万円ほど。毛が伸びる犬種は1〜2か月に1回
- ペットホテル 1泊3,000〜6,000円ほど。旅行や帰省のたびにかかる
- しつけ教室 数回のコースで数万円ほど
- 病気やけがの治療 通院なら1回数千円から、手術や入院は数十万円になることもある
いちばん予測しにくいのが病気やけがのお金です。骨折や誤って飲みこんだ物を取り出す手術は、数十万円かかることも珍しくありません。この分をどう用意するかを、迎える前に決めておきましょう。
シニア期と急な病気にどう備える?
犬は7歳ごろからシニアと呼ばれ、通院や検査が増えていきます。腎臓や心臓の病気で毎日の薬や療法食(病気に合わせて栄養を調整したフード)が必要になると、通院と合わせて月に1〜3万円ほど上乗せになることもあります。
シニアの健康診断は、血液検査やレントゲン、エコーを組み合わせると1回1〜3万円ほどです。食欲や水を飲む量、歩き方の変化に気づいたら、次の健診を待たずに相談しましょう。
| 備え方 | 向いている人 |
|---|---|
| 毎月積み立てる(月5,000円〜1万円ほど) | まとまった貯金があり、手術費を一度に出せる人 |
| ペット保険に入る | 急な数十万円の出費が家計に重い人 |
| 両方を少しずつ | 保険で大きな手術に備え、通院は貯金でまかなう人 |
保険は年齢が上がると入りにくくなり、保険料も上がります。若いうちに考えておくと選べる幅が広がります。シニアから入れる保険があるかは、保険の記事で考え方を紹介しています。
関連記事犬にペット保険は必要か?入るべき人と入らなくてよい人の決め方費用を抑えるコツと削らないほうがよいところ
- トイレシートやうんち袋はまとめ買いする
- おもちゃは手作りや家にあるもので遊ぶ
- 爪切りや耳そうじ、ブラッシングを家でできるように練習する
- 体重を保ち、太らせない(病気の予防にもなる)
- ワクチンやフィラリア、ノミ・ダニの予防
- 年1回の健康診断(シニアは年2回)
- 体に合ったフード
- 具合が悪いときの受診
予防を削ると、病気になったときの治療のほうが高くつくことがあります。抑えるのは消耗品や遊び道具にして、体を守るお金は残しておきましょう。
家計に合うかを書き出してから迎えよう
犬を飼う費用は、初期費用よりも、毎月・毎年の費用を10年以上続けられるかが大切です。家計に合うかを一度書き出してみて、無理がなければ迎える準備を進めましょう。
よくある質問
犬を飼うのに月いくらあれば足りる?
小型犬なら、ごはんと消耗品で月7,000〜1万5,000円ほどが目安です。保険に入るなら、その分を足します。予防や健康診断の年の出費と、急な病気の分は別に考えておきましょう。
一番お金がかかるのはいつ?
迎えた年と、シニアになってからです。迎えた年はグッズやワクチンが重なり、シニア期は通院や薬が増えます。
保護犬なら安く飼える?
迎える代金はおさえられますが、ごはん代や予防の費用はほかの犬と同じようにかかります。
小型犬と大型犬で生涯の費用はどれくらい違う?
一般的な目安で、大型犬は小型犬より生涯で150万円ほど多くかかります。ごはん代と予防薬の代金が大きく違うためです。
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