犬と暮らす人の情報ノート
犬種・犬を迎える

犬を飼う費用はいくら?初期費用と毎月・毎年の内訳、生涯でかかるお金

11月1日更新約7分で読めます

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このテーマのまとめ犬種・犬を迎える

子犬の写真を見ていると、すぐにでも家族に迎えたくなりますよね。でも犬との暮らしは10年以上続きます。そのあいだ、お金はどのくらいかかるのでしょうか。この記事では、迎えるときの初期費用と、毎月・毎年かかる費用の内訳を順番に紹介します。読めば、自分の家計で無理なく飼えるかを考える目安になります。

先に結論
  • 初期費用は、迎える代金とは別に5〜10万円ほど
  • 小型犬で年に15〜30万円ほど。大きい犬ほど高くなる
  • 生涯では小型犬で250〜400万円ほど。シニア期と急な病気の分も考えておく

急な病気やけがは、お金のことより先に受診を考えたい場面です。保険の有無に関係なく、次のようなときはその日のうちに動物病院へ連れて行きましょう。

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • ぐったりして呼びかけへの反応が弱い
  • 呼吸が苦しそう、歯ぐきや舌の色が白っぽいか紫色
  • 何度も吐く、血の混じった便や嘔吐がある
  • 誤って薬や異物、チョコレートなどを食べた

食欲や元気のない日が2日以上続く、水を飲む量やおしっこの量が急に変わった、咳が何日も続くときも、様子を見すぎずに早めに受診しましょう。子犬やシニア犬は半日〜1日で相談するのが安心です。

目次
  1. 犬を飼う費用はいくら?最初に知りたい目安
  2. 迎えるときにかかる初期費用
  3. 毎月かかる費用
  4. 毎年かかる予防と医療の費用
  5. 大きさ別に見る1年の費用
  6. ときどきかかる費用と、急な病気のお金
  7. シニア期と急な病気にどう備える?
  8. 費用を抑えるコツと削らないほうがよいところ
  9. 家計に合うかを書き出してから迎えよう
関連記事犬を飼う前に知っておきたいこと!費用・準備・犬種の選び方

犬を飼う費用はいくら?最初に知りたい目安

犬を飼う費用は、迎えるときに1回かかるお金と、暮らしているあいだずっとかかるお金に分かれます。

分け方主な中身一般的な目安(小型犬)
初期費用グッズ・登録・ワクチン・健康診断5〜10万円ほど
毎月の費用ごはん・トイレシート・おやつ月7,000〜1万5,000円ほど
毎年の費用狂犬病の注射・ワクチン・予防薬・健康診断年5〜9万円ほど
ときどきの費用トリミング・ペットホテル・病気やけが犬と暮らし方で大きく違う

このほかに、ペットショップやブリーダーから迎えるときは犬そのものの代金がかかります。数字はどれも2026年11月時点の一般的な目安です。住んでいる地域や病院、犬種でかなり変わります。

迎えるときにかかる初期費用

犬を迎える代金

迎える先によって、いちばん差が出るのがここです。犬そのものの代金は、このページの初期費用や年間の目安には入れていません。

迎える先一般的な目安
ペットショップ・ブリーダー数十万円ほど。人気の犬種や子犬は高め
保護団体・動物愛護センター数万円ほど(保護中の医療費の実費など)
関連記事保護犬を迎えるには?譲渡の条件と流れ、費用、慣れるまでの過ごし方

登録と予防、最初の健康診断

関連記事犬のマイクロチップとは?義務の範囲と費用、登録と変更の手続き

そろえるグッズ

サークルやケージ、トイレトレー、ベッド、食器、首輪とリード、キャリーなどで3〜5万円ほどです。迎えた日にあわてないよう、前もってそろえておくと安心です。

関連記事犬を飼う前に確認したいこと!必要な準備・グッズ・手続きの流れ

毎月かかる費用

毎月のお金でいちばん大きいのはごはん代です。体が大きいほど食べる量が増え、ごはん代も上がります。

中身小型犬(5kg前後)の目安
ドッグフード月3,000〜8,000円ほど
おやつ月1,000〜2,000円ほど
トイレシート・うんち袋月1,000〜3,000円ほど
ペット保険(入る場合)月2,000〜5,000円ほど。年齢で上がる

フードは値段だけで選ばず、愛犬の年齢と体に合うものを選びましょう。お腹の調子がよく、喜んで食べてくれるかも大切な目安です。

毎年かかる予防と医療の費用

病気をしなくても、予防のために毎年かかるお金があります。春から秋にかけてまとまって出ていくので、季節の出費として考えておくと家計を組みやすくなります。

中身一般的な目安
狂犬病の予防注射年3,000〜4,000円ほど
混合ワクチン年5,000〜1万円ほど
フィラリア(心臓に寄生する虫)の予防年5,000〜1万5,000円ほど。体重で変わる
ノミ・ダニの予防年1〜2万円ほど。体重で変わる
健康診断年5,000〜2万円ほど。シニアは年2回がすすめられる

オスの去勢やメスの避妊の手術を受けるなら、1回だけ2〜5万円ほどかかります。

大きさ別に見る1年の費用

同じ犬でも、体の大きさでごはん代や予防薬の代金が変わります。毎月の費用を12か月分と、毎年の予防と医療の費用、ホテルなどを少し足した、病気をしなかった年の一般的な目安です。

大きさ1年の目安生涯の目安
小型犬(10kg未満)15〜30万円ほど250〜400万円ほど(15年で計算)
中型犬(10〜25kg)25〜40万円ほど350〜500万円ほど(13年で計算)
大型犬(25kg以上)35〜50万円ほど400〜550万円ほど(11年で計算)

柴犬のように10kg前後の犬は、小型犬と中型犬のあいだくらいで考えましょう。大型犬は寿命が小型犬より短い傾向がありますが、1年の費用が高いので生涯の合計は大きくなります。

トイプードルなど毛が伸び続ける犬種は、この表とは別にトリミング代が年5〜10万円ほどかかります。

ときどきかかる費用と、急な病気のお金

毎月や毎年のお金とは別に、暮らし方しだいでかかるお金もあります。

いちばん予測しにくいのが病気やけがのお金です。骨折や誤って飲みこんだ物を取り出す手術は、数十万円かかることも珍しくありません。この分をどう用意するかを、迎える前に決めておきましょう。

シニア期と急な病気にどう備える?

犬は7歳ごろからシニアと呼ばれ、通院や検査が増えていきます。腎臓や心臓の病気で毎日の薬や療法食(病気に合わせて栄養を調整したフード)が必要になると、通院と合わせて月に1〜3万円ほど上乗せになることもあります。

シニアの健康診断は、血液検査やレントゲン、エコーを組み合わせると1回1〜3万円ほどです。食欲や水を飲む量、歩き方の変化に気づいたら、次の健診を待たずに相談しましょう。

備え方向いている人
毎月積み立てる(月5,000円〜1万円ほど)まとまった貯金があり、手術費を一度に出せる人
ペット保険に入る急な数十万円の出費が家計に重い人
両方を少しずつ保険で大きな手術に備え、通院は貯金でまかなう人

保険は年齢が上がると入りにくくなり、保険料も上がります。若いうちに考えておくと選べる幅が広がります。シニアから入れる保険があるかは、保険の記事で考え方を紹介しています。

関連記事犬にペット保険は必要か?入るべき人と入らなくてよい人の決め方

費用を抑えるコツと削らないほうがよいところ

抑えやすいところ
  • トイレシートやうんち袋はまとめ買いする
  • おもちゃは手作りや家にあるもので遊ぶ
  • 爪切りや耳そうじ、ブラッシングを家でできるように練習する
  • 体重を保ち、太らせない(病気の予防にもなる)
削らないほうがよいところ
  • ワクチンやフィラリア、ノミ・ダニの予防
  • 年1回の健康診断(シニアは年2回)
  • 体に合ったフード
  • 具合が悪いときの受診

予防を削ると、病気になったときの治療のほうが高くつくことがあります。抑えるのは消耗品や遊び道具にして、体を守るお金は残しておきましょう。

家計に合うかを書き出してから迎えよう

犬を飼う費用は、初期費用よりも、毎月・毎年の費用を10年以上続けられるかが大切です。家計に合うかを一度書き出してみて、無理がなければ迎える準備を進めましょう。

よくある質問

犬を飼うのに月いくらあれば足りる?

小型犬なら、ごはんと消耗品で月7,000〜1万5,000円ほどが目安です。保険に入るなら、その分を足します。予防や健康診断の年の出費と、急な病気の分は別に考えておきましょう。

一番お金がかかるのはいつ?

迎えた年と、シニアになってからです。迎えた年はグッズやワクチンが重なり、シニア期は通院や薬が増えます。

保護犬なら安く飼える?

迎える代金はおさえられますが、ごはん代や予防の費用はほかの犬と同じようにかかります。

小型犬と大型犬で生涯の費用はどれくらい違う?

一般的な目安で、大型犬は小型犬より生涯で150万円ほど多くかかります。ごはん代と予防薬の代金が大きく違うためです。

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