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皮膚・目・耳のトラブル

犬のニキビのようなぶつぶつは何?原因とあごニキビ、膿皮症の対処

10月31日更新約4分で読めます

このテーマのまとめ皮膚・目・耳のトラブル

犬の毛をかき分けたら、ニキビのような赤いぶつぶつがあった。そんなときは、人のニキビと同じように考えて放っておかないことが大切です。犬のニキビのようなぶつぶつは、細菌による皮膚の病気(膿皮症)であることが多いからです。原因と対処、受診の目安をまとめました。

先に結論
  • 犬のニキビのようなぶつぶつは、膿皮症のことが多い
  • あごのニキビは短毛の若い犬に多く、こすれや皮脂が関係する
  • 広がる、かゆがる、くり返すときは、アレルギーなどの元の病気も調べてもらう
すぐ動物病院へ
  • ぶつぶつが全身に広がり、元気がない
  • うみや血が出て、熱っぽい
  • 強いかゆみで眠れない
今日か明日に受診
  • 赤いぶつぶつやかさぶたが増えている
  • かゆがってかく、なめる
  • 毛がまるく抜けている
家で様子を見てよいことが多い
  • あごに数個だけで、犬が気にしていない
目次
  1. 犬にもニキビはできる?
  2. 膿皮症の原因
  3. あごにできるニキビ
  4. 病院での治し方
  5. 家でできるスキンケア
  6. 動物病院に行く目安

犬にもニキビはできる?

犬の皮膚にできるニキビのようなぶつぶつの多くは、膿皮症という細菌による皮膚の病気です。毛穴のまわりに赤いぶつぶつができ、中に白いうみが見えることもあります。

ほかにも、ニキビに似たぶつぶつができる原因があります。

原因特徴
膿皮症お腹・わき・背中などに赤いぶつぶつ。まるいかさぶたやフケ、脱毛が広がる
あごのニキビ短毛の若い犬のあごや口のまわりに、黒いポツポツや赤いぶつぶつ
毛包虫(ニキビダニ)目や口のまわり、足に脱毛とぶつぶつ。子犬やシニアに多い
アレルギーかゆみが強く、かいた場所に二次的にぶつぶつができる

膿皮症の原因

膿皮症の原因菌は、ふだんから皮膚にいる細菌です。健康な皮膚では悪さをしませんが、皮膚の守り(バリア)が弱ると増えてぶつぶつをつくります。

くり返す膿皮症は、ほとんどの場合、元になる病気がかくれています。ぶつぶつだけでなく、元の病気を探してもらいましょう。

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あごにできるニキビ

ブルドッグ・ボクサー・ドーベルマンなど短毛の犬種では、若いうちにあごにニキビができやすいことが知られています。毛穴に皮脂がつまり、床やおもちゃとのこすれで炎症が起きます。

ポイント
  • 食後は口のまわりをぬれたタオルでふく
  • プラスチックの食器は傷に汚れがたまりやすいので、ステンレスや陶器にする
  • あごを床にこすりつけていないか見る

病院での治し方

動物病院では、皮膚の表面をテープや綿棒でとって顕微鏡で見る検査で、細菌やダニ、カビの有無を確かめます。

  1. 薬用シャンプーや塗り薬軽いときは、皮膚の細菌を減らすシャンプーや塗り薬が中心になる
  2. 飲み薬広がっているときは、細菌をおさえる飲み薬を使う。症状が消えても決められた期間は飲み切る
  3. 元の病気の治療アレルギーやホルモンの病気があれば、そちらも治療する

細菌をおさえる薬を途中でやめると、薬が効きにくい細菌が残ることがあります。自己判断でやめないようにしましょう。

家でできるスキンケア

やってはいけないこと
  • ぶつぶつをつぶす、しぼる
  • 人のニキビの薬をぬる
  • 毎日のようにシャンプーする
関連記事犬のかゆみの原因は?かゆがる場所でわかる病気と家でできるケア

動物病院に行く目安

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • ぶつぶつが全身に広がっている
  • うみや血が出る、さわると痛がる
  • 元気や食欲がない、熱っぽい
  • かゆくて眠れない、かき壊している

あごに数個だけで犬が気にしていなければ、まずは清潔にして様子を見てもかまいません。1〜2週間で増えるようなら受診しましょう。

よくある質問

犬のニキビはつぶしてもいい?

つぶすと細菌が広がり、悪くなることがあります。さわらずに清潔にしておきましょう。

膿皮症は人や他の犬にうつる?

ふつうはうつりません。ただし、薬が効きにくい細菌のときもあるので、さわったあとは手を洗いましょう。

膿皮症がくり返すのはなぜ?

アレルギーやホルモンの病気など、元になる病気が治っていないことが多いです。

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